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RESEARCH / 01
WORLD CO-CREATION ATLAS
WORLD CO-CREATION ATLAS / 07 事業にする / CASE 90

CASE 90 / 日本 / 千葉県柏市

柏の葉AEMS — 街区横断エネルギー運用

柏の葉AEMS

複数施設の設備・利用時間・運営責任を束ね、地区でエネルギーを使う。

対象は柏の葉のAEMSと街区横断の電力運用。既掲載のKOILやみんなのまちづくりスタジオの共創活動と区別する。2014年の導入と、2025年の新規市場向け実証は段階が異なる。

公式サイトを見る ↗

都市・地域の実証 · 調査確認日 2026.10.02

柏の葉キャンパス駅東口。AEMSの制御設備・電力融通設備ではなく周辺地区の文脈写真。
地区・周辺の文脈写真
PHOTO: Archiroid21 · 掲載元 ↗ · CC BY-SA 4.0 ↗
写真の詳細

柏の葉キャンパス駅東口(2024年)。地区の位置関係を伝える文脈写真であり、AEMSの制御設備・電力融通・省エネ成果を示すものではない。
Kashiwanoha-campus Station east 2024.jpg · 2024-08-05 · 縦横比を維持して最大1280pxに縮小しJPEGを再圧縮。切り抜き・色変更なし。

LOCATION / 所在地
日本・千葉県柏市
代表位置。個別案件の実施範囲は本文に明記。
ESTABLISHED / 設立・開始
2014年5月からAEMS等を段階運用。2025年には別のエネルギー・リソース・アグリゲーション実証を公表。
OPERATOR / 運営
三井不動産が要件設定、導入・運用を担当。日立製作所はAEMS構築・運用サポートと設備設計製作、シャープはHEMS、日建設計等は構想の技術助言。
ROLE / 主な工程
課題を捉える / 仲間をつくる / デジタルで試す / 現物をつくる / 現場で確かめる / 事業にする / 社会へ広げる

AT A GLANCE

この事例の要点。

概要をつかんでから、知りたい項目へ。

何をする場・制度?

対象は柏の葉のAEMSと街区横断の電力運用。

運営の仕組みを読む ↓

何を学べる?

複数施設の設備・利用時間・運営責任を束ね、地区でエネルギーを使う。

日本で活かす条件を読む ↓

どこまでわかっている?

公表された成果と、まだ確認できない点を分けて整理しています。

成果と根拠を確かめる ↓
対象単位
街区横断インフラの運用
状況
複数段階2014年導入と2025年の新規実証を別段階で確認する。 · 2026-10-02

対象は柏の葉のAEMSと街区横断の電力運用。既掲載のKOILやみんなのまちづくりスタジオの共創活動と区別する。2014年の導入と、2025年の新規市場向け実証は段階が異なる。

最初に読むポイント

提案:日本の地区開発への応用では、所有者が異なる施設の便益配分、非常時の優先供給、運営者の引継ぎ、設備更新を調達前に定義する。

複数施設の設備・利用時間・運営責任を束ね、地区でエネルギーを使う。

最初に読むポイント

提案:日本の地区開発への応用では、所有者が異なる施設の便益配分、非常時の優先供給、運営者の引継ぎ、設備更新を調達前に定義する。

複数施設の設備・利用時間・運営責任を束ね、地区でエネルギーを使う。

どちらの入口でも、本文と根拠は同じです。最初に読むポイントだけを切り替えます。

VALUE CREATION / 価値が生まれる仕組み

この事例を、4つの切り口で。

複数施設の設備・利用時間・運営責任を束ね、地区でエネルギーを使う。 商業、オフィス、住宅等の需要の違いと分散電源をつなぎ、監視・制御・融通を行う。新しい実証では空調、給湯、蓄電池、発電機、EV充電等を束ねた調整力の市場利用を検証する。従来運用の達成と新規事業の成立を別々に判定する。

I / INPUT

何を持ち込んでいるか。

活動の出発点となる資源と課題を分けて整理します。「自社」は、その場・制度を運営する組織を指します。

人的資本誰が、どんな力と責任を持ち寄るか
自社・運営組織

三井不動産が全体構想、エネルギー要件、AEMS導入・運用を持つ。建設と日々の制御をつなぐ主体である。

公開資料で確認出典 1
他社・事業会社

日立、シャープ、日建設計等がシステム・設備・技術助言を分担。2025年実証では別の機器・制御パートナーが加わる。

公開資料で確認出典 1
行政・公共機関

公民学連携の地区を背景とするが、AEMSの各制御や全設備費を自治体が担うとする根拠はない。

MDLの分析出典 1
スタートアップ

2025年実証にYanekara等が参画し、EV充電制御などを担当。参画を受注利益や市場売却実績としない。

公開資料で確認出典 1
アカデミア

地区の大学・研究機関集積は背景にある。AEMSの定常運用を大学が担うという根拠は未確認。

MDLの分析出典 1
市民・利用者・現場

HEMS等を通じ利用状況の可視化や省エネ情報に接する。参加・閲覧が設備投資や非常時配分の決定権を意味するものではない。

MDLの分析出典 1

有形資産

場所・設備・実証環境

複数施設、太陽光発電、蓄電池、電力融通・受変電設備、監視・制御拠点。

公開資料で確認出典 1

関係資本

信頼・ネットワーク・導入先

不動産保有・運用者とシステム構築・運用支援企業の役割を接続する。機器間連携と責任分界の両方が必要。

MDLの分析出典 1

金融資本

活動資金・投資・費用負担

投資、保守、料金削減、需要家への配分を同一範囲で示す資料は未確認。市場向け実証でも経済性は検証対象。

公開資料では未確認出典 1

知的資本・データ

技術・知財・知識・標準

施設需要の見える化、需要予測、分散設備の統合制御。2025年実証は調整力量と市場応答を段階的に確かめる。

公開資料で確認出典 1

課題・ニーズ

誰の何を変えるのか

建物ごとの最適化では扱えないピークと非常時の供給を、地区全体でどう調整するか。

MDLの分析出典 1

II / VALUE CREATION FUNCTIONS

資源を、どう価値へ変えるか。

以下は既存の8ステップへの編集上の対応づけです。各施設の公式な工程名や、全工程を自前で担うことを意味しません。

地区の需要を可視化する

施設や住戸の情報を整理し、需要と供給の関係を管理する。

公開資料で確認出典 1

役割を設備仕様にする

不動産運営者の要件を、システム・蓄電池・融通設備の構築へ渡す。

公開資料で確認出典 1

街区間で運用する

分散電源と複数用途施設を接続する段階運用を実施した。

公開資料で確認出典 1

新しい市場条件を試す

2025年実証では制御、市場投入、市場運用の段階で応答と経済性を評価する。

公開資料で確認出典 1

他地区へ渡す条件を整理する

所有、制御責任、便益配分、更新費が異なる地区には、同じ設備を置くだけでは再現しない。

MDLの分析出典 1

III / OUTPUT

直接、何が生まれたか。

試作品、データ、契約、標準、育成した人材など、活動から直接生まれたもの。

  1. AEMS、HEMSと街区横断のエネルギー管理の導入。

    公開資料で確認出典 1
  2. 2025年の機器統合と市場運用に向けた実証計画・役割分担。

    公開資料で確認出典 1

IV / OUTCOME

その結果、何が変わったか。

実際の利用、行動、業務、事業、地域の変化。報告された変化と、施設の活動に帰属できる効果は区別します。

  1. 事業者は2014年5月から段階運用したと報告。実測の長期費用便益は未確認。

    運営者・関係者の報告出典 1
  2. 2025年の新規アグリゲーション事業は経済性検証の対象。継続利益・市場拡大の成果は未確認。

    公開資料では未確認出典 1

PROJECT IN FOCUS / 具体的な事例

街区横断AEMS運用と新規調整力実証

確認できた段階:複数段階 調査確認日 2026-10-02

誰の課題を、どう扱ったか

2014年導入と2025年の新規実証を別段階で確認する。

公開資料で確認出典 1出典 2

生まれたもの

複数施設と分散電源をつなぐ運用基盤。

公開資料で確認出典 1出典 2

確認できた変化

導入・運用の事後報告あり。新規市場事業の採算は未確認。

運営者・関係者の報告出典 1出典 2

評価の限界:設備投資・保守費・テナント便益の配分と更新責任

DESIGN BACKWARDS FROM IMPLEMENTATION

社会実装から逆算して、
何を先に整えているか。

実証の先にある導入・運用・継続から、この事例の設計を読み解きます。原典で確認できる仕組みと、MDLの設計解釈・他地域へ応用するための提案を区別して読んでください。「提案」「未実施」と記す内容は、当地で実施済みの工夫ではありません。仕組みの存在と、全案件で成果が出たことも別に扱います。

01

快適性と継続供給から逆算する

電力削減だけでなく居住・業務の維持が目的となる。制御に許される範囲を運営者と利用者の関係から決める。

MDLの分析出典 1
02

所有者の範囲を確かめる

一体保有に近い場所で成立する調整を、多数所有者の地区へ広げるには費用と便益の合意が要る。

MDLの分析出典 1
03

導入済みと実証中を分ける

既存AEMSの導入は新規市場事業の黒字化を証明しない。用途ごとに成果判定を置く。

MDLの分析出典 1

MORE DETAIL / 運営・根拠・応用

運営の全体像と、学びを深める資料。

費用負担、公表値、応用条件、写真・動画、原典を続けて確認できます。

01どう動かしているのか。

商業、オフィス、住宅等の需要の違いと分散電源をつなぎ、監視・制御・融通を行う。新しい実証では空調、給湯、蓄電池、発電機、EV充電等を束ねた調整力の市場利用を検証する。従来運用の達成と新規事業の成立を別々に判定する。

  1. 地区の需要を可視化する
  2. 役割を設備仕様にする
  3. 街区間で運用する
  4. 新しい市場条件を試す
  5. 他地区へ渡す条件を整理する

02誰が負担し、誰が担うか。

保有・運用する不動産設備を活用。個別設備投資、電気料金便益、テナント負担、保守費、補助金の内訳は未確認。2025年実証は三井不動産が事業経済性を評価する役割を担う。

制度やプログラムの財源と、各参加企業・地域に発生する費用は同じではありません。公開範囲を超える案件別予算・契約条件は未確認です。

03確認できたこと。

確認した事実 2014-04-24

三井不動産の導入・運用、日立の構築・サポート等の責任

読み取れる範囲:事後資料に導入は確認できるが、独立評価による長期削減量と投資回収は未確認。2014年公表の約26%ピークカットを現行の実測削減値に転用しない。2025年実証の市場売却・利益の成立も確認していない。

原典で確かめる ↗ 出典の説明 ↓
確認した事実 2015

2014年5月から段階運用を開始したとの事後報告

読み取れる範囲:事後資料に導入は確認できるが、独立評価による長期削減量と投資回収は未確認。2014年公表の約26%ピークカットを現行の実測削減値に転用しない。2025年実証の市場売却・利益の成立も確認していない。

原典で確かめる ↗ 出典の説明 ↓
確認した事実 2025-02-20

既存不動産設備の制御と市場運用を通じた事業経済性評価

読み取れる範囲:事後資料に導入は確認できるが、独立評価による長期削減量と投資回収は未確認。2014年公表の約26%ピークカットを現行の実測削減値に転用しない。2025年実証の市場売却・利益の成立も確認していない。

原典で確かめる ↗ 出典の説明 ↓
確認した事実 掲載日記載なし

公民学連携・エネルギー最適化の現在の位置付け

読み取れる範囲:事後資料に導入は確認できるが、独立評価による長期削減量と投資回収は未確認。2014年公表の約26%ピークカットを現行の実測削減値に転用しない。2025年実証の市場売却・利益の成立も確認していない。

原典で確かめる ↗ 出典の説明 ↓
MDL ANALYSIS

04日本で活かすなら。

提案:日本の地区開発への応用では、所有者が異なる施設の便益配分、非常時の優先供給、運営者の引継ぎ、設備更新を調達前に定義する。

05そのまま真似できないこと。

事後資料に導入は確認できるが、独立評価による長期削減量と投資回収は未確認。2014年公表の約26%ピークカットを現行の実測削減値に転用しない。2025年実証の市場売却・利益の成立も確認していない。

PROPOSAL / 未実施の検証案

06次に、何を確かめるか。

提案・未実施:不動産運営者と設備担当が同季節・同利用条件でピーク、制御応答、テナント快適性、保守費を確認。便益が一部所有者に偏る場合は配賦を修正し、快適性・安全性を損なう制御は止める。

07現場を、写真と動画で。

冒頭写真:柏の葉キャンパス駅東口。AEMSの制御設備・電力融通設備ではなく周辺地区の文脈写真。

公式サイトで、写真・最新の活動を見る ↗

08原典を読む。

制度の説明と運営者による実績報告を区別しています。日付記載のない資料は、公表時点を確定できません。確認日は資料を確認した日であり、活動や成果が発生した日ではありません。

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「柏の葉AEMS」と「柏の葉HEMS」を開発、段階的に運用開始 ↗

三井不動産の導入・運用、日立の構築・サポート等の責任

三井不動産・日立製作所ほか · 公表:2014-04-24
確認箇所:各社の役割/システム特徴 · 確認日:2026-10-02
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三井不動産CSRレポート2015 ↗

2014年5月から段階運用を開始したとの事後報告

三井不動産 · 公表:2015
確認箇所:エネルギーマネジメント · 確認日:2026-10-02
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エネルギー・リソース・アグリゲーション事業の実証実験を開始 ↗

既存不動産設備の制御と市場運用を通じた事業経済性評価

三井不動産 · 公表:2025-02-20
確認箇所:実証概要/連携パートナーの役割 · 確認日:2026-10-02
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柏の葉スマートシティ:事業紹介 ↗

公民学連携・エネルギー最適化の現在の位置付け

三井不動産 · 公表:掲載日記載なし
確認箇所:地区説明 · 確認日:2026-10-02

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公式動画

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