I / INPUT
何を持ち込んでいるか。
活動の出発点となる資源と課題を分けて整理します。「自社」は、その場・制度を運営する組織を指します。
- 自社・運営組織
QWSのスタッフと相談を担う専門家。
公開資料で確認出典 1- 他社・事業会社
企業とのワークショップや会員の接点を提供する。
公開資料で確認出典 1- 行政・公共機関
企業・自治体の問いを扱うワークショップがある。
公開資料で確認出典 1- スタートアップ
起業を含む多様なプロジェクトを公募し、既成事業に限らず未完成の案も対象とする。
公開資料で確認出典 1- アカデミア
大学と連携するQWSアカデミアをプログラムとして設ける。
公開資料で確認出典 1- 市民・利用者・現場
自発的な問いを持つ参加者が活動の主体となる。商業フロアの来訪者からの反応は、社会全体の代表調査とは異なる。
MDLの分析出典 1
有形資産
場所・設備・実証環境渋谷駅に接続する施設内のプロジェクトスペースと、展示・発表の接点。
関係資本
信頼・ネットワーク・導入先メンター、大学、企業・自治体、他のチームと接続する機会を重ねる。誰に接続するかを問いの検証に合わせて選べるかが、単なる名刺交換との違いになる。
金融資本
活動資金・投資・費用負担会員制施設として利用料の制度を持つ。QWSチャレンジ採択チームには3カ月の無償利用を提供。総運営費・無償枠の財源内訳、材料費・人件費の負担は未確認。
知的資本・データ
技術・知財・知識・標準問い、プロトタイプ、活動で得た反応を共有し、次の問いや事業案へ変換する。公開発表と秘密情報・知財の扱いは事前確認が必要。
課題・ニーズ
誰の何を変えるのか事業になる前の違和感や問いを、他者との対話と小さな試験によって具体的な活動にしたい。
II / VALUE CREATION FUNCTIONS
資源を、どう価値へ変えるか。
以下は既存の8ステップへの編集上の対応づけです。各施設の公式な工程名や、全工程を自前で担うことを意味しません。
未完成の問いを受け入れる
成果物を先に固定せず、他者を巻き込んで試せる問いかを入口にする。自由な探索と、何も検証しない活動を区別するには、初期仮説の記録が必要になる。
対話で前提を変える
大学や専門家、企業と話すことにより、同じ問いを別の分野から見直す機会ができる。面談の回数より、チームが変更した仮説を残す方が支援の価値を確かめやすい。
発表前に試す
展示からの反応を企画へ返す経路を持つ。好意的な感想を購入意思や社会的便益と同一視せず、何の検証として反応を集めるかを限定する。
期間後の継続を判断
期限を設けることで活動の節目が生まれる。優待利用は継続手段の一つだが、活動費、責任者、利用者が確保されるかは別途判断が必要になる。
III / OUTPUT
直接、何が生まれたか。
試作品、データ、契約、標準、育成した人材など、活動から直接生まれたもの。
IV / OUTCOME
その結果、何が変わったか。
実際の利用、行動、業務、事業、地域の変化。報告された変化と、施設の活動に帰属できる効果は区別します。
#28の活動終了後の事業化・継続率は確認日時点で未確認。
公開資料では未確認
PROJECT IN FOCUS / 具体的な事例
QWSチャレンジ#28
確認できた段階:実証 調査確認日 2026-09-28
誰の課題を、どう扱ったか
2026年8〜10月の公募採択チーム向け活動枠。
生まれたもの
3カ月の無償活動期間と2026年10月の発表機会を設定。
確認できた変化
継続利用・売上・生活変化を独立に測った結果は未確認。
評価の限界:発表会は確認日より後。成果を先取りしない。
DESIGN BACKWARDS FROM IMPLEMENTATION
社会実装から逆算して、
何を先に整えているか。
実証の先にある導入・運用・継続から、この事例の設計を読み解きます。原典で確認できる仕組みと、MDLの設計解釈・他地域へ応用するための提案を区別して読んでください。「提案」「未実施」と記す内容は、当地で実施済みの工夫ではありません。仕組みの存在と、全案件で成果が出たことも別に扱います。
確認できる接続の仕組み
QWSチャレンジは未完成の問いを公募し、期間を区切った活動と発表を組み合わせる。第28期は2026年10月までの予定であり、募集・採択・予定された発表を完了済み成果と数えない。
応用時の検証案:出口を選ぶ
事業化だけでなく、研究、学習、地域活動など問いに適した出口を選び、それぞれ成果の受取人を決める。
応用時の検証案:観測を設計する
3カ月で確かめる仮説を絞り、展示の感想と実際の利用・再利用を分けて記録する。
応用時の検証案:次期へ返す
運営が期ごとの活動継続と離脱理由を確認し、無償枠や相談支援を改善する。対照のない成功例のみで制度効果を断定しない。
MORE DETAIL / 運営・根拠・応用
運営の全体像と、学びを深める資料。
費用負担、公表値、応用条件、写真・動画、原典を続けて確認できます。
01どう動かしているのか。
自らの問いを持ち、他者を巻き込める未完成のプロジェクトを受け入れる。相談、大学との接点、企業・自治体とのワークショップ、プロトタイプ展示、成果発表などのプログラムを用意する。チャレンジ#28は2026年8〜10月の3カ月枠で、終了後は登録のうえ優待価格で継続できると案内する。無償利用の終了は事業の完成や調達を意味しない。
- 問いを応募
- 選考・活動場所の提供
- 対話と試作
- 発表・継続方法の選択
02誰が負担し、誰が担うか。
会員制施設として利用料の制度を持つ。QWSチャレンジ採択チームには3カ月の無償利用を提供。総運営費・無償枠の財源内訳、材料費・人件費の負担は未確認。
制度やプログラムの財源と、各参加企業・地域に発生する費用は同じではありません。公開範囲を超える案件別予算・契約条件は未確認です。
03確認できたこと。
04日本で活かすなら。
応用では、既存事業の成長支援と、問いを探索する枠の評価を分ける。3カ月で売上を求める代わりに、誰と会い、どんな前提が変わり、何を試したかを説明できる状態を目指す。期間後の場所・費用・チームの意思を確認し、発表だけで完了にしない。
05そのまま真似できないこと。
案件別の総費用・専任工数、参加しなかった人への影響、全案件の継続率と独立した効果評価は未確認。
06次に、何を確かめるか。
支援担当が1期分を追跡し、開始時の問い、試した仮説、終了90日後の活動を照合する。問いが変わらず検証も進まない場合は相談・実験機会を再設計する。
07現場を、写真と動画で。
冒頭写真:SHIBUYA QWSが入る渋谷スクランブルスクエア。
公式サイトで、写真・最新の活動を見る ↗