I / INPUT
何を持ち込んでいるか。
活動の出発点となる資源と課題を分けて整理します。「自社」は、その場・制度を運営する組織を指します。
- スタートアップ
新規事業の担い手は確認できるが、資本形態や全社の現在の存続状況は未確認。
公開資料では未確認- アカデミア
市パンフレットは松山アーバンデザインセンター長ら専門家の参画、交通シミュレーション等を記載する。
公開資料では未確認
有形資産
場所・設備・実証環境関係資本
信頼・ネットワーク・導入先金融資本
活動資金・投資・費用負担知的資本・データ
技術・知財・知識・標準課題・ニーズ
誰の何を変えるのかII / VALUE CREATION FUNCTIONS
資源を、どう価値へ変えるか。
以下は既存の8ステップへの編集上の対応づけです。各施設の公式な工程名や、全工程を自前で担うことを意味しません。
III / OUTPUT
直接、何が生まれたか。
試作品、データ、契約、標準、育成した人材など、活動から直接生まれたもの。
車道縮小、自転車道・歩道・滞在設備の整備を2017年度に完成。
整備・開業・参加機会は成果物として数え、営業利益、継続雇用、住民の生活改善とは別に評価する。
IV / OUTCOME
その結果、何が変わったか。
実際の利用、行動、業務、事業、地域の変化。報告された変化と、施設の活動に帰属できる効果は区別します。
市への聞取に基づく国の研究報告は、2008年から2017年の12時間歩行者数増加を報告。
運営者・関係者の報告出典 1歩行者の増加は2008年と2017年の前後値で市への聞取による。比較群や売上・事故の純効果、2026年の維持分担継続は未確認。
PROJECT IN FOCUS / 具体的な事例
松山・花園町通り
確認できた段階:複数段階 調査確認日 2026-09-28
誰の課題を、どう扱ったか
確認できた変化
市への聞取に基づく国の研究報告は、2008年から2017年の12時間歩行者数増加を報告。
評価の限界:現在の保守分担・費用、売上と交通安全の純効果、イベント時以外の利用分布は未確認。
DESIGN BACKWARDS FROM IMPLEMENTATION
社会実装から逆算して、
何を先に整えているか。
実証の先にある導入・運用・継続から、この事例の設計を読み解きます。原典で確認できる仕組みと、MDLの設計解釈・他地域へ応用するための提案を区別して読んでください。「提案」「未実施」と記す内容は、当地で実施済みの工夫ではありません。仕組みの存在と、全案件で成果が出たことも別に扱います。
交通処理と実際の使い方から断面を選ぶ
観測された工夫:模型、ミクロ交通流シミュレーション、仮設の社会実験を重ね、片側1車線で処理できる条件を確認しつつ歩道・自転車道を広げた。完成断面の模倣ではなく、車・自転車・歩行者が使う条件から再配分へ戻る方法として比較する。
MORE DETAIL / 運営・根拠・応用
運営の全体像と、学びを深める資料。
費用負担、公表値、応用条件、写真・動画、原典を続けて確認できます。
01どう動かしているのか。
幅員40m・延長250mの道路で、片側2車線を1車線へ縮小し、自転車道と歩行空間を整えた。市は自動車交通を片側1車線で処理できる状況だったと説明する。地権者・テナントへの戸別訪問、交通事業者等の懇談会、住民・学生等のワークショップを実施し、模型、ミクロ交通流シミュレーション、社会実験で検討した。歩道には滞在場所とイベント用電源・給水設備を置き、東側では地元が建物外観を整えた。2016年市回答ではイチョウ剪定等は専門業者へ委託、商店街プランターは市の花苗支給と地元の水やりを分担しており、整備後も日常作業を担う主体が要る。
- 交通処理と歩行需要を確認
- 所有者・住民と模型・実験で検討
- 車道を歩行・自転車空間へ再配分
- 沿道活動と維持作業を継続
02誰が負担し、誰が担うか。
市パンフレットの総事業費は約12.5億円。地元主体の建物ファサード整備を併行した。現在の維持費、催事収支、補助内訳・修繕更新費の全体像は未確認。
制度やプログラムの財源と、各参加企業・地域に発生する費用は同じではありません。公開範囲を超える案件別予算・契約条件は未確認です。
03確認できたこと。
延長250m・幅員40m、総事業費約12.5億円、片側2車線から1車線へ再配分。
読み取れる範囲:歩行者の増加は2008年と2017年の前後値で市への聞取による。比較群や売上・事故の純効果、2026年の維持分担継続は未確認。
原典で確かめる ↗ 出典の説明 ↓04日本で活かすなら。
車線数を先に決めず、交通処理と歩行・滞在需要を実験で確認し、沿道の使い方と維持責任を同時に設計する。
05そのまま真似できないこと。
歩行者の増加は2008年と2017年の前後値で市への聞取による。比較群や売上・事故の純効果、2026年の維持分担継続は未確認。
06次に、何を確かめるか。
市と商店街が同じ時間帯の歩行・自転車・車の流れ、滞在、清掃工数、店舗売上を季節別に測り、安全と営業が両立しなければ配置・運営を調整する。
07現場を、写真と動画で。
冒頭写真:松山市の花園町通り。
公式サイトで、写真・最新の活動を見る ↗