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RESEARCH / 01
WORLD CO-CREATION ATLAS
WORLD CO-CREATION ATLAS / 01 課題を捉える / CASE 29

CASE 29 / 日本 / 鎌倉市

鎌倉リビングラボ(今泉台)

鎌倉リビングラボ(今泉台)

地域の将来像を、企業が製造できる具体的な製品へつなぐ。

高齢化する今泉台で、住民、大学、企業、市が暮らしの課題を共同で探る活動。代表例の家具開発は、若い世代にも暮らしやすい地域にしたいという問いを、自宅で仕事ができる環境へ絞ったもの。地域再生という目標と、家具が商品になった実績を分けて読む。

公式サイトを見る ↗

都市・地域の実証 · 調査確認日 2026.09.28

森林に囲まれた今泉台五・六・七丁目を中心とする住宅地の航空写真。
対象地区の航空写真(1987–1990年)
PHOTO: 出典:国土地理院・地理院タイル(空中写真1987年〜1990年) · 掲載元 ↗ · 公共データ利用規約 第1.0版(PDL1.0) ↗
写真の詳細

今泉台五・六・七丁目を中心とする住宅地と周辺の航空写真(1987〜1990年のレイヤー)。街路・住宅地の構造を示す歴史資料で、2017年開始のラボ活動・施設や現在の状態を撮影したものではありません。
今泉台住宅地の航空写真(地理院タイル gazo4) · 1987〜1990年(タイルレイヤーの年代範囲。個別撮影日は未確認) · 配信元の画像を使用。表示サイズのみ調整し、切り抜き・色変更なし。

LOCATION / 所在地
日本・鎌倉市
今泉台住宅地の代表位置。現在の鎌倉市全域の活動範囲を表す境界ではない。
ESTABLISHED / 設立・開始
2017年1月開始。前段の長寿社会の調査は2011〜2016年。
OPERATOR / 運営
未来社会共創センター・東京大学高齢社会総合研究機構が企画調整。今泉台町内会、タウンサポート鎌倉今泉台、企業、市が役割分担。
ROLE / 主な工程
課題を捉える / 仲間をつくる / デジタルで試す / 現物をつくる / 現場で確かめる / 事業にする

AT A GLANCE

この事例の要点。

概要をつかんでから、知りたい項目へ。

何をする場・制度?

高齢化する今泉台で、住民、大学、企業、市が暮らしの課題を共同で探る活動。

運営の仕組みを読む ↓

何を学べる?

地域の将来像を、企業が製造できる具体的な製品へつなぐ。

日本で活かす条件を読む ↓

どこまでわかっている?

公表された成果と、まだ確認できない点を分けて整理しています。

成果と根拠を確かめる ↓
対象単位
今泉台を起点にした地域共創活動
状況
複数段階地域活動の継続と家具の商品化。地区の長期改善は未評価。 · 2026-09-28

今泉台住宅地の代表位置。現在の鎌倉市全域の活動範囲を表す境界ではない。

最初に読むポイント

地域の問いを共同設計から企業の商品化へつなぐ方法を学ぶ。

地域の問いを共同設計から企業の商品化へつなぐ方法を学ぶ。

最初に読むポイント

高齢化する住宅地の将来像と、個別製品の成果の差を読む。

高齢化する住宅地の将来像と、個別製品の成果の差を読む。

どちらの入口でも、本文と根拠は同じです。最初に読むポイントだけを切り替えます。

VALUE CREATION / 価値が生まれる仕組み

この事例を、4つの切り口で。

地域の関係を入口にし、生活者の問いを試作・商品開発へ移す。今泉台の家具は具体例だが、地域の人口や孤立への効果は別途検証が必要。

I / INPUT

何を持ち込んでいるか。

活動の出発点となる資源と課題を分けて整理します。「自社」は、その場・制度を運営する組織を指します。

人的資本誰が、どんな力と責任を持ち寄るか
自社・運営組織

企画調整・進行・評価を担う未来社会共創センター等。

公開資料で確認出典 1
他社・事業会社

家具案件のイトーキ、住宅・通信分野の企業。製造できる仕様へ進める。

公開資料で確認出典 1出典 2
行政・公共機関

鎌倉市が行政知を提供し、行政課題のテーマオーナーにもなる。

公開資料で確認出典 1
スタートアップ

公式はベンチャー参加も記すが、本家具案件の特定スタートアップは未確認。

公開資料では未確認
アカデミア

東京大学高齢社会総合研究機構の研究者が調整・分析を支える。

公開資料で確認出典 1出典 2
市民・利用者・現場

今泉台等の生活者。開発初期から参加し、住環境での使い勝手を伝える。

公開資料で確認出典 1出典 2

有形資産

場所・設備・実証環境

住宅地、住民の自宅、CGと原寸模型、家具試作品。

公開資料で確認出典 1

関係資本

信頼・ネットワーク・導入先

町内会と地域NPOの募集・調整機能、大学・市・企業との連携。

公開資料で確認出典 1出典 2

金融資本

活動資金・投資・費用負担

活動全体と家具案件の支払者別金額、謝礼・収益配分は未確認。

公開資料では未確認

知的資本・データ

技術・知財・知識・標準

暮らしの経験、働き方の希望、家具の設計・製造知、生活内の試験結果。

公開資料で確認出典 1

課題・ニーズ

誰の何を変えるのか

高齢化・駅へのアクセスの課題を持つ住宅地で、若い世代にも魅力ある暮らしをつくる。

公開資料で確認出典 1

II / VALUE CREATION FUNCTIONS

資源を、どう価値へ変えるか。

以下は既存の8ステップへの編集上の対応づけです。各施設の公式な工程名や、全工程を自前で担うことを意味しません。

地域の希望を開発テーマへ絞る

住宅地全体の将来像から、通勤しなくても快適に働ける環境という用途を選ぶ。地域側が参加者を調整し、企業側が扱える技術と結ぶ。

MDLの分析出典 1

生活場面から試作品へ往復する

仕事と家庭の切替えや家族との距離を調べ、CGと実寸模型で確認する。見た目の合意だけで終わらず、実生活で使う段階を置く。

MDLの分析出典 1

製造する企業へ引き継ぐ

住民から抽出した条件を家具へ落とし込み、企業がONOFFとUBIQを商品化した。商品への到達と地域改善の達成は別々に評価する。

MDLの分析出典 1

III / OUTPUT

直接、何が生まれたか。

試作品、データ、契約、標準、育成した人材など、活動から直接生まれたもの。

  1. 生活者との対話、CG・原寸模型、生活内で検証した家具。

    公開資料で確認出典 1
  2. ONOFFとUBIQの商品化。企業の紹介ページが開発過程と販売導線を掲載。

    運営者・関係者の報告出典 1

IV / OUTCOME

その結果、何が変わったか。

実際の利用、行動、業務、事業、地域の変化。報告された変化と、施設の活動に帰属できる効果は区別します。

  1. 商品として提供できる段階への移行は確認できるが、販売規模や住宅地の定住・交流への追加効果は未確認。

    MDLの分析出典 1出典 2

PROJECT IN FOCUS / 具体的な事例

テレワーク家具ONOFF・UBIQ

確認できた段階:導入 調査確認日 2026-09-28

誰の課題を、どう扱ったか

自宅で働きやすい家具を生活者とイトーキ等が共同開発。

公開資料で確認出典 1出典 2

生まれたもの

二つの家具が完成し、公式に商品として紹介される。

公開資料で確認出典 1

確認できた変化

長期利用、家事・仕事の負担軽減、地域人口への効果は未確認。

公開資料では未確認

評価の限界:商品化後の利用実態と地域側への還元を追跡する。

DESIGN BACKWARDS FROM IMPLEMENTATION

社会実装から逆算して、
何を先に整えているか。

実証の先にある導入・運用・継続から、この事例の設計を読み解きます。原典で確認できる仕組みと、MDLの設計解釈・他地域へ応用するための提案を区別して読んでください。「提案」「未実施」と記す内容は、当地で実施済みの工夫ではありません。仕組みの存在と、全案件で成果が出たことも別に扱います。

01

実装先を企業の開発へ置く

製造できる企業を初期から組み込み、暮らしの言葉を設計条件へ変える。採用責任を持つ企業と生活者の往復が重要となる。

MDLの分析出典 1
02

参加者を地域側から募る

日常の関係を持つ団体がテーマに合う参加者を調整する。ただし募集経路に含まれない住民の声をどう補うかは別の検証課題。

MDLの分析出典 1
03

使う場で確かめる

模型の確認と家庭での使用を分ける。実装後の利用場面を早い段階の検証条件にするという学びが得られる。

MDLの分析出典 1
04

製品と地域で評価を分ける

家具の完成は企業側の具体的な到達点である。一方、地域の目標は若い世代にとって魅力ある暮らしにすることであり、家具の購入者だけではなく地域に住む人の変化も別に観察する必要がある。両者を同じ成功指標にしない。

MDLの分析出典 1出典 2

MORE DETAIL / 運営・根拠・応用

運営の全体像と、学びを深める資料。

費用負担、公表値、応用条件、写真・動画、原典を続けて確認できます。

01どう動かしているのか。

地域団体がテーマに合う住民を募り、大学等の調整者が話し合いと評価を支える。イトーキの家具案件では、生活場面の聞き取りから「どこでも」「オンとオフ」という設計条件を抽出し、CG、原寸模型、試作品、実生活での確認へ進んだ。市は行政の知見で支え、職員も生活者として参加する。住民課題・行政課題・企業課題のどこから始めるかを区別し、案件ごとに関係者を組み直す。企業が商品化を担うことで、話し合いの後に製造・販売へ進む経路がある。

  1. 地域の暮らしと希望を聞く
  2. 具体的な用途と参加企業を選ぶ
  3. 模型・試作品を生活の中で確かめる
  4. 企業の商品開発・販売へつなぐ

02誰が負担し、誰が担うか。

企業や行政が参加するが、案件別の負担金、参加者謝礼、知財収益の配分は今回の公開資料では未確認。

制度やプログラムの財源と、各参加企業・地域に発生する費用は同じではありません。公開範囲を超える案件別予算・契約条件は未確認です。

03確認できたこと。

運営者の報告 2026-09-28

ONOFFとUBIQはCG・原寸模型・生活内試験を経て完成したとイトーキが説明。

読み取れる範囲:販売数量や利用者の生活改善は未確認。

原典で確かめる ↗ 出典の説明 ↓
確認した事実 2026-09-28

地域団体がテーマにふさわしい参加者を募り、学側が調整する役割を公開。

読み取れる範囲:住民の知財・最終投資決定権までは示さない。

原典で確かめる ↗ 出典の説明 ↓
MDL ANALYSIS

04日本で活かすなら。

応用するなら地域側の参加者募集と、企業側の製品責任者を同時に決める。模型を見せるだけでなく、日常の住まいで使った結果を仕様へ戻す。地域の目標に対して製品がどれほど役立ったかは別に測る。

05そのまま真似できないこと。

商品化を、若者の転入増や高齢者の暮らしの改善と同一視できない。住民の提案の採否、知財、企業の最終判断、地域側への利益還元は公開確認が必要。

PROPOSAL / 未実施の検証案

06次に、何を確かめるか。

提案・未実施:一案件について住民意見→仕様変更→商品採用の履歴を追い、12か月後の利用、費用、参加者への返答を確認する。

07現場を、写真と動画で。

冒頭写真:森林に囲まれた今泉台五・六・七丁目を中心とする住宅地の航空写真。

公式サイトで、写真・最新の活動を見る ↗

08原典を読む。

制度の説明と運営者による実績報告を区別しています。日付記載のない資料は、公表時点を確定できません。確認日は資料を確認した日であり、活動や成果が発生した日ではありません。

kamakura-living-lab-01

鎌倉リビングラボとは ↗

2017年開始、連携体制、住民・行政・企業課題の3類型

鎌倉市 · 公表:2026-05-07
確認箇所:本文 · 確認日:2026-09-28
kamakura-living-lab-02

鎌倉リビングラボ ↗

調整役、地域による参加者募集、テレワーク家具事例

鎌倉リビングラボ/未来社会共創センター · 公表:日付記載なし
確認箇所:本文 · 確認日:2026-09-28
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イトーキ テレワーク家具ができるまで ↗

ニーズからCG・原寸模型・生活内試験を経たONOFFとUBIQの商品化

イトーキ · 公表:日付記載なし
確認箇所:本文 · 確認日:2026-09-28

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公式動画

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