CASE 31 / 日本 / 横浜市
WISE Living Lab(さんかくBASE)
WISE Living Lab(さんかくBASE)
地域の企画を受け止める拠点は、開設だけでなく機能の終了まで追う。
東急と横浜市の次世代郊外まちづくりで整備された拠点。エネルギー、住まい、地域活動の機能を3棟に配置し、地域が自ら企画する活動を受け入れた。共創スペースの貸出は2025年3月末に終了しており、過去の利用条件を現在の参加方法として案内できない。
企業・事業化制度 · 調査確認日 2026.09.28
活動開始前の地区
PHOTO: Ujinaport / Wikimedia Commons · 掲載元 ↗ · CC BY-SA 3.0 ↗写真の詳細
モデル地区・美しが丘一丁目のたまプラーザテラス ノースプラザ(2009年)。WISE Living Lab開設前の対象地区の風景であり、ラボ施設・活動そのものではありません。
Tama Plaza Terrace 01.jpg · 2009-11-01 · 配信元の画像を使用。表示サイズのみ調整し、切り抜き・色変更なし。
- LOCATION / 所在地
- 日本・横浜市
美しが丘2丁目23番付近の施設代表位置。モデル地区全域を表すものではない。 - ESTABLISHED / 設立・開始
- 2017年2月に共創スペース先行開設。同年に施設全体が展開。
- OPERATOR / 運営
- 東急が整備する施設。次世代郊外まちづくりは横浜市と東急の連携。活動は地域の企画者等が担う。
- ROLE / 主な工程
- 課題を捉える / 仲間をつくる / 現物をつくる / 現場で確かめる / 事業にする
AT A GLANCE
この事例の要点。
概要をつかんでから、知りたい項目へ。
- 対象単位
- 郊外まちづくりの活動拠点と終了した貸出機能
- 状況
- 複数段階共創スペースの貸出は2025年3月末終了。同年11月の主催イベント会場には引き続き案内され、施設全体の終了ではない。 · 2026-09-28
美しが丘2丁目23番付近の施設代表位置。モデル地区全域を表すものではない。
どちらの入口でも、本文と根拠は同じです。最初に読むポイントだけを切り替えます。
II / VALUE CREATION FUNCTIONS
資源を、どう価値へ変えるか。
以下は既存の8ステップへの編集上の対応づけです。各施設の公式な工程名や、全工程を自前で担うことを意味しません。
住民の企画を活動に変える
住民主体の案を募り、場所を提供して実施を支える。参加者を既製のイベントに招くだけでなく、自分で開催する側になる入口を置く。
身近な資源を制作・体験にする
好きな場所の聞き取りと冊子づくり、大学生とのまち歩きなど、地域の知識を共有できる成果へ変える。地域の利用環境で小さく試せる。
住民企画の開催を継続して支える
2017年6月に始まったサポート企画は、11月までの複数の活動を実施報告している。地域が企画する冊子づくりや手仕事、まち歩きに場を提供する運営を確認できる。これは当時の活動支援の継続であり、2025年以降の一般貸出が続くという意味ではない。
III / OUTPUT
直接、何が生まれたか。
試作品、データ、契約、標準、育成した人材など、活動から直接生まれたもの。
2017年の住民発の制作、まち歩き、交流活動。
3棟の施設と貸出スペース、2025年の貸出終了告知。
IV / OUTCOME
その結果、何が変わったか。
実際の利用、行動、業務、事業、地域の変化。報告された変化と、施設の活動に帰属できる効果は区別します。
住民の企画が実施できる場所を生んだことは確認できる。継続的な地域参加や定住増への効果は公開資料では未確認。
PROJECT IN FOCUS / 具体的な事例
共創スペースの住民サポート企画
確認できた段階:複数段階 調査確認日 2026-09-28
誰の課題を、どう扱ったか
2017年から地域の自主企画を募り、活動場所を提供。
生まれたもの
インタビュー、工作、まち歩き等を実施。貸出は2025年3月末で終了。
確認できた変化
終了後の企画継続と住民の参加の変化は未確認。
公開資料では未確認
評価の限界:現在の施設全体の用途と、旧利用団体の活動先を確認する。
DESIGN BACKWARDS FROM IMPLEMENTATION
社会実装から逆算して、
何を先に整えているか。
実証の先にある導入・運用・継続から、この事例の設計を読み解きます。原典で確認できる仕組みと、MDLの設計解釈・他地域へ応用するための提案を区別して読んでください。「提案」「未実施」と記す内容は、当地で実施済みの工夫ではありません。仕組みの存在と、全案件で成果が出たことも別に扱います。
01活動主体を募集時点から置く
地域自身が企画する入口を設ける。施設側が毎回すべてを主催しなくても動く担い手を育てる設計として読める。
02目的に合う場所を組み合わせる
暮らし・エネルギー・まちづくりの機能を同じ拠点に置く。ただし機能の近接が自動的に課題解決を生むわけではない。
03継続だけでなく移行を設計する
場所の貸出が終わる際、活動と連絡先・制作物・運営知をどう残すかが重要。引継の実施は確認できず、応用上の検討課題である。
04貸出と主催利用を分ける
2025年3月末の一般貸出終了後も、同年11月の主催企画は共創スペースとモデル棟を会場に予定された。建物が残るか、誰が使えるか、外部団体が予約できるかは別の条件であり、終了という一語にまとめない。
MORE DETAIL / 運営・根拠・応用
運営の全体像と、学びを深める資料。
費用負担、公表値、応用条件、写真・動画、原典を続けて確認できます。
01どう動かしているのか。
たまプラーザ駅北側の郊外住宅地をモデルに、情報発信と活動の場所を設けた。2017年のサポート企画では地域が主体となる活動を募り、共創スペースでの実施を支えた。「街のはなしプロジェクト」は好きな場所を聞き取り、写真選びや原稿確認を行って冊子化へ進む活動である。大学生による地形・都市計画のまち歩き、子どもの工作、手仕事等も扱い、住民が持つ技能を公開活動へ移す入口になった。ただし場の利用と、地区の高齢化・交通・定住の課題解決は同じではない。
- 地域が自ら企画する活動を募る
- 共創スペースで制作・対話を実施
- まちの経験を冊子や企画として公開
- 貸出機能の終了と次の受皿を確認
02誰が負担し、誰が担うか。
施設整備・日常運営の総額と公民の費用分担は未確認。貸出料金の改定履歴はあるが、2025年3月の終了後に旧料金を現行制度として扱わない。
制度やプログラムの財源と、各参加企業・地域に発生する費用は同じではありません。公開範囲を超える案件別予算・契約条件は未確認です。
03確認できたこと。
確認した事実 2026-09-28共創スペースの貸出を2025年3月末で終了し、受付は2月末終了と公式告知。
読み取れる範囲:施設3棟全体の廃止とは書かれていない。
原典で確かめる ↗ 出典の説明 ↓ 確認した事実 2026-09-282017年の住民企画と大学のまち歩き等を実施報告。
読み取れる範囲:各企画の長期継続や地域効果は未確認。
原典で確かめる ↗ 出典の説明 ↓ MDL ANALYSIS04日本で活かすなら。
応用では、建物の機能と住民の企画支援を分けて設計する。終了時に活動者の連絡、作品、予約、次の場所をどう引き継ぐかも運営要件に含める。
05そのまま真似できないこと。
貸出終了の理由、代替場所、参加者の移行状況、施設全体の2026年の用途は詳細未確認。地域イベントの実施だけから、郊外の定住や健康改善を結論しない。貸出終了後も2025年11月の公式イベント会場として案内されており、貸出終了と施設利用停止は異なる。
PROPOSAL / 未実施の検証案06次に、何を確かめるか。
提案・未実施:貸出終了前の活動団体に、継続先、利用費、参加者数、支援の移管を確認し、場所がなくても残る活動と途切れた活動を分ける。
08原典を読む。
制度の説明と運営者による実績報告を区別しています。日付記載のない資料は、公表時点を確定できません。確認日は資料を確認した日であり、活動や成果が発生した日ではありません。
wise-living-lab-02サポート企画の活動紹介 ↗
2017年住民企画の公募、地域インタビュー・まち歩き等の実施
次世代郊外まちづくり/東急・横浜市 · 公表:2017-12-15
確認箇所:本文 · 確認日:2026-09-28
wise-living-lab-03共創スペース貸出終了のお知らせ ↗
共創スペース貸出は2025年3月末で終了
東急/WISE Living Lab · 公表:2024-12-24
確認箇所:本文 · 確認日:2026-09-28
wise-living-lab-04第8回ファミリーリソースプロジェクトを開催します ↗
2025年11月16日の企画をWISE Living Lab共創スペース・モデル棟で開催予定と案内
次世代郊外まちづくり/東急・横浜市 · 公表:2025-10-22
確認箇所:開催場所 · 確認日:2026-09-28
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