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RESEARCH / 01
WORLD CO-CREATION ATLAS
WORLD CO-CREATION ATLAS / 03 仲間をつくる / CASE 69

CASE 69 / 日本 / 国分寺市

日立 協創の森

日立 協創の森

研究者と顧客を直接つなぎ、議論・事業構想・試作の場を連続させる。

2019年に日立中央研究所内へ開設した研究開発拠点。研究者とデザイナーが顧客やパートナーと社会課題や事業仮説を検討し、試作・実証へ進める場である。生活者が自由に運営する地域ラボではなく、企業の研究開発と事業化に結び付いた協創拠点として区別する。

公式サイトを見る ↗

企業・事業化制度 · 調査確認日 2026.09.28

日立協創の森の研究設備前で説明を受ける小野田大臣ら。
実施設内の研究設備視察
PHOTO: 出典:内閣府ウェブサイト · 掲載元 ↗ · 公共データ利用規約(第1.0版)/CC BY 4.0互換 ↗
写真の詳細

協創の森の研究設備視察(2026年2月17日)。内閣府が公表した公式記録であり、一般向け共創ワークショップの写真ではありません。
株式会社日立製作所中央研究所「協創の森」視察の様子(1) · 2026-02-17 · 配信元の画像を使用。表示サイズのみ調整し、切り抜き・色変更なし。

LOCATION / 所在地
日本・国分寺市
日立中央研究所内の協創の森付近の代表位置。企業研究開発拠点であり、国分寺市全域や常時開放の公共施設ではない。
ESTABLISHED / 設立・開始
2019年4月開設。母体の中央研究所は1942年設立。
OPERATOR / 運営
日立製作所研究開発グループが研究者・デザイナーと顧客の協創を運営。敷地の緑地管理には鈴木造園等の専門パートナーが関わる。
ROLE / 主な工程
課題を捉える / 未来を問う / 仲間をつくる / 現物をつくる / 現場で確かめる

AT A GLANCE

この事例の要点。

概要をつかんでから、知りたい項目へ。

何をする場・制度?

2019年に日立中央研究所内へ開設した研究開発拠点。

運営の仕組みを読む ↓

何を学べる?

研究者と顧客を直接つなぎ、議論・事業構想・試作の場を連続させる。

日本で活かす条件を読む ↓

どこまでわかっている?

公表された成果と、まだ確認できない点を分けて整理しています。

成果と根拠を確かめる ↓
対象単位
中央研究所内に設けた顧客・パートナー協創拠点
状況
継続運用2019年開設後の研究開発拠点。2026年の運用・維持管理記事を確認。 · 2026-09-28

日立中央研究所内の協創の森付近の代表位置。企業研究開発拠点であり、国分寺市全域や常時開放の公共施設ではない。

最初に読むポイント

応用では、会議室を並べる前に、課題を決める担当、試作する担当、採用を判断する事業部門の接続を設計する。場所の環境価値を支える維持管理と研究活動の収支も分ける。

研究者と顧客を直接つなぎ、議論・事業構想・試作の場を連続させる。

最初に読むポイント

研究拠点の空間配置と、自然環境を保ち続ける運営負担をあわせて読む。

研究拠点の空間配置と、自然環境を保ち続ける運営負担をあわせて読む。

どちらの入口でも、本文と根拠は同じです。最初に読むポイントだけを切り替えます。

VALUE CREATION / 価値が生まれる仕組み

この事例を、4つの切り口で。

顧客との議論から構想・試作へ進む活動を、研究者・デザイナーと空間の両面で支える。方法論の広域実績と施設効果、自然環境の魅力と維持責任を切り分ける。

I / INPUT

何を持ち込んでいるか。

活動の出発点となる資源と課題を分けて整理します。「自社」は、その場・制度を運営する組織を指します。

人的資本誰が、どんな力と責任を持ち寄るか
自社・運営組織

日立の研究開発担当者とデザイナーが顧客との協創を進める。

公開資料で確認出典 1出典 2
他社・事業会社

顧客企業・パートナーが課題や技術を持ち寄る。造園パートナーが敷地環境を維持する。

公開資料で確認出典 1出典 2
行政・公共機関

今回の対象案件における特定の参加主体と役割は未確認。

公開資料では未確認
スタートアップ

今回の対象案件における特定の参加主体と役割は未確認。

公開資料では未確認
アカデミア

研究開発拠点として社内研究者が参加。個別の大学研究者の担当は本資料では未確認。

公開資料で確認出典 1
市民・利用者・現場

地域の人が庭園公開に来訪すると報告。研究案件の常設共同決定者であるとは確認できない。

公開資料で確認出典 1

有形資産

場所・設備・実証環境

日立馬場記念ホール、NEXPERIENCEスペース、プロジェクトスペース、中央研究所の緑地。樹木を保全する建築計画に加え、管理者と造園の専門パートナーが安全点検や樹木更新を担う。これは拠点を維持する条件であり、共同開発した事業の継続成果とは区別する。

MDLの分析出典 1出典 2

関係資本

信頼・ネットワーク・導入先

顧客と研究者を直接つなぐ協創とパートナープログラム。研究所内部と事業側の関係。

公開資料で確認出典 1出典 2

金融資本

活動資金・投資・費用負担

企業研究開発拠点として日立が整備・運営するが、施設投資額、顧客別の共同研究費、利用料、知財・収益配分は未確認。緑地の維持費も別途確認が必要。

公開資料では未確認

知的資本・データ

技術・知財・知識・標準

日立の技術、デザイナーの方法、顧客の課題、体系化したNEXPERIENCEの手法・ツール。

公開資料で確認出典 1出典 2

課題・ニーズ

誰の何を変えるのか

研究組織を顧客の課題から遠い場所に置かず、価値あるサービス・事業を一緒に考える接点をつくる。

公開資料で確認出典 1出典 2

II / VALUE CREATION FUNCTIONS

資源を、どう価値へ変えるか。

以下は既存の8ステップへの編集上の対応づけです。各施設の公式な工程名や、全工程を自前で担うことを意味しません。

社会課題と将来像を共有する

ホールでは社会課題や技術テーマを議論し、方向性を共有する構成をとる。会議の開催そのものより、次の案件が何を解くかを定める役割として読む。

MDLの分析出典 1

課題を事業仮説にする

NEXPERIENCEの手法・ツールを使って、顧客と研究者・デザイナーが課題を特定する。技術紹介だけでなく、利用者にとっての価値を検討する。

MDLの分析出典 1出典 2

試作・実証へ移す

プロジェクト空間で先端技術やプラットフォームを使い試作を反復する。空間の連続は引継ぎを助け得るが、事業部門の投資判断を自動化するものではない。

MDLの分析出典 1

III / OUTPUT

直接、何が生まれたか。

試作品、データ、契約、標準、育成した人材など、活動から直接生まれたもの。

  1. 議論・構想・試作を支える研究開発空間の開設と運用。

    公開資料で確認出典 1出典 2
  2. 既存樹木を避けた協創棟設計と、緑地の安全・保全を両立する管理活動の報告。

    運営者・関係者の報告出典 1

IV / OUTCOME

その結果、何が変わったか。

実際の利用、行動、業務、事業、地域の変化。報告された変化と、施設の活動に帰属できる効果は区別します。

  1. 顧客協創の進め方は確認できるが、施設の存在により事業化がどれだけ増えたかは未確認。方法論全体の事業化実績は施設の単独成果ではない。

    MDLの分析出典 1

PROJECT IN FOCUS / 具体的な事例

顧客協創の議論・構想・試作を支える拠点運営

確認できた段階:複数段階 調査確認日 2026-09-28

誰の課題を、どう扱ったか

研究者・デザイナー・顧客が課題を考え、プロジェクト空間で試す。

公開資料で確認出典 1出典 2

生まれたもの

ホール、構想支援、試作・実証の場を整備。

公開資料で確認出典 1

確認できた変化

拠点固有の事業化率・売上・社会効果は未確認。

公開資料では未確認

評価の限界:全社方法論の実績と拠点を使った案件を区別して評価する。

DESIGN BACKWARDS FROM IMPLEMENTATION

社会実装から逆算して、
何を先に整えているか。

実証の先にある導入・運用・継続から、この事例の設計を読み解きます。原典で確認できる仕組みと、MDLの設計解釈・他地域へ応用するための提案を区別して読んでください。「提案」「未実施」と記す内容は、当地で実施済みの工夫ではありません。仕組みの存在と、全案件で成果が出たことも別に扱います。

01

役割の接続を先に描く

議論、設計、試作が誰から誰へ渡るかを明確にする。三つの空間を設けても、採用責任者や予算の接続がなければ事業化には進まない。

MDLの分析出典 1出典 2
02

方法論と場所を分ける

全社で使うNEXPERIENCEの事業化件数と、特定拠点を使った案件の結果は別集計にする。施設移植を考える際の過大な期待を避けるために重要である。

MDLの分析出典 1
03

魅力の維持を仕事にする

自然を残す建築方針と危険木への対処は両立が必要になる。保全を掲げるだけでなく、判断する責任者と現場を管理する専門家を置く。

MDLの分析出典 1

MORE DETAIL / 運営・根拠・応用

運営の全体像と、学びを深める資料。

費用負担、公表値、応用条件、写真・動画、原典を続けて確認できます。

01どう動かしているのか。

大きな議論を行うホール、課題や事業案を共に考えるNEXPERIENCEスペース、試作・実証するプロジェクトスペースを組み合わせる。研究開発担当者が顧客の前に立ち、ビジョンの共有、課題特定、仮説検証を進める。方法論全体の事業化実績は公表されるが、すべてがこの施設で生まれたわけではないため、施設の成果として集計しない。建物は既存樹木を避けて分節するなど自然環境と調整して整備された。2026年の取材では、老木の安全管理と保全を両立する更新活動が紹介されており、自然を魅力として見せるだけでなく、維持する責任を持つ拠点でもある。

  1. 社会課題と将来像を共有する
  2. 課題を事業仮説にする
  3. 試作・実証へ移す
  4. 環境の維持を運営に含める

02誰が負担し、誰が担うか。

企業研究開発拠点として日立が整備・運営するが、施設投資額、顧客別の共同研究費、利用料、知財・収益配分は未確認。緑地の維持費も別途確認が必要。

制度やプログラムの財源と、各参加企業・地域に発生する費用は同じではありません。公開範囲を超える案件別予算・契約条件は未確認です。

03確認できたこと。

確認した事実 2026-09-28

2019年開設資料はホール・NEXPERIENCE・プロジェクト空間を連続させる構成を説明。

読み取れる範囲:施設ごとの案件数・事業化率・売上は未確認。NEXPERIENCE全体の実績を本拠点の効果としない。顧客参加と一般住民の決定権、庭園公開と研究設備利用は別である。

原典で確かめる ↗ 出典の説明 ↓
運営者の報告 2026-09-28

2023年のインタビューは研究者が顧客とビジョン・課題・仮説検証を進める方法を説明。

読み取れる範囲:方法論全体の実績を施設単独の成果へ帰属させない。

原典で確かめる ↗ 出典の説明 ↓
運営者の報告 2026-09-28

2026年の記事は樹木保全の設計と安全・保全を両立する維持管理を紹介。

読み取れる範囲:自然環境による創造性や事業成果の因果効果は未確認。

原典で確かめる ↗ 出典の説明 ↓
MDL ANALYSIS

04日本で活かすなら。

応用では、会議室を並べる前に、課題を決める担当、試作する担当、採用を判断する事業部門の接続を設計する。場所の環境価値を支える維持管理と研究活動の収支も分ける。

05そのまま真似できないこと。

施設ごとの案件数・事業化率・売上は未確認。NEXPERIENCE全体の実績を本拠点の効果としない。顧客参加と一般住民の決定権、庭園公開と研究設備利用は別である。

PROPOSAL / 未実施の検証案

06次に、何を確かめるか。

提案・未実施:運営者が次の一案件で課題設定、試作、実証、事業部門の採否までを追跡。90日ごとに待ち時間と中止理由を見て、空間ではなく引継ぎ手順を改善する。

07現場を、写真と動画で。

冒頭写真:日立協創の森の研究設備前で説明を受ける小野田大臣ら。

公式サイトで、写真・最新の活動を見る ↗

08原典を読む。

制度の説明と運営者による実績報告を区別しています。日付記載のない資料は、公表時点を確定できません。確認日は資料を確認した日であり、活動や成果が発生した日ではありません。

hitachi-kyosonomori-01

協創の森を開設 ↗

設立と三種の協創空間

日立 · 公表:2019-04-11
確認箇所:ニュースリリース概要 · 確認日:2026-09-28
hitachi-kyosonomori-02

社会イノベーション事業を支える場と方法論 ↗

顧客との進行、方法論と拠点の区別

日立 · 公表:2023年
確認箇所:協創の森とNEXPERIENCE · 確認日:2026-09-28
hitachi-kyosonomori-03

100年続く未来プロジェクト ↗

既存樹木に配慮する施設設計、造園パートナーと安全管理

日立 · 公表:2026-04-15
確認箇所:設計・維持管理 · 確認日:2026-09-28

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公式動画

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