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RESEARCH / 01
WORLD CO-CREATION ATLAS
WORLD CO-CREATION ATLAS / 03 仲間をつくる / CASE 52

CASE 52 / 日本 / 名古屋

STATION Ai

STATION Ai

産業集積と外部スタートアップを結び、検討・実証・導入を分けて追う。

愛知県の戦略に位置づく名古屋・鶴舞の支援拠点。民間運営、県による利用負担軽減、企業会員、相談や選考型支援を重ねる。施設の建設・運営にもスタートアップの製品を採り入れる一方、共創の検討件数と導入件数を明確に区別する必要がある。

公式サイトを見る ↗

企業・事業化制度 · 調査確認日 2026.09.28

名古屋市鶴舞のSTATION Aiの建物。
施設が入る建物の外観
PHOTO: 円周率3パーセント · 掲載元 ↗ · CC BY-SA 4.0 ↗
写真の詳細

STATION Aiの建物。2024年10月のグランドオープン前に撮影された外観であり、協業の実施状況を示すものではない。
名古屋市昭和区鶴舞 ステーションAi 20241014 131439.jpg · 2024-10-14 · 配信元の画像を使用。表示サイズのみ調整し、切り抜き・色変更なし。

LOCATION / 所在地
日本・名古屋
施設周辺の概略代表位置。支援先の活動範囲を表すものではない。
ESTABLISHED / 設立・開始
2024年10月に開業、同月31日にグランドオープン。
OPERATOR / 運営
ソフトバンク子会社のSTATION Ai株式会社が整備・運営を担う。愛知県が政策・支援の枠を持つ。
ROLE / 主な工程
課題を捉える / 仲間をつくる / 現場で確かめる / 事業にする

AT A GLANCE

この事例の要点。

概要をつかんでから、知りたい項目へ。

何をする場・制度?

愛知県の戦略に位置づく名古屋・鶴舞の支援拠点。

運営の仕組みを読む ↓

何を学べる?

産業集積と外部スタートアップを結び、検討・実証・導入を分けて追う。

日本で活かす条件を読む ↓

どこまでわかっている?

公表された成果と、まだ確認できない点を分けて整理しています。

成果と根拠を確かめる ↓
対象単位
共創施設
状況
継続運用施設と公表プログラム。個別案件の実装・継続状況は別に読む。 · 2026-09-28

愛知県の戦略全体ではなく、名古屋の施設と会員支援を対象。

最初に読むポイント

産業集積と外部スタートアップを結び、検討・実証・導入を分けて追う。

公的支援と民間運営、既存産業との協業を分けて比較できる。

どちらの入口でも、本文と根拠は同じです。最初に読むポイントだけを切り替えます。

VALUE CREATION / 価値が生まれる仕組み

この事例を、4つの切り口で。

公的な産業政策、民間の施設運営、企業の需要、外部技術を組み合わせる。場の集積と専門支援が協業の障壁を下げる仮説を持つが、協業件数には検討も含まれる。建設・運営への製品採用は具体的な出口の一つとして別に記録する。

I / INPUT

何を持ち込んでいるか。

活動の出発点となる資源と課題を分けて整理します。「自社」は、その場・制度を運営する組織を指します。

人的資本誰が、どんな力と責任を持ち寄るか
自社・運営組織

STATION Ai株式会社とコミュニティマネージャー、相談を担う専門家。

公開資料で確認出典 1
他社・事業会社

スタートアップと協業する事業会社、金融機関、投資家等のパートナー会員。

公開資料で確認出典 1
行政・公共機関

愛知県が産業政策の枠と、募集時に示した利用料の一部負担を担う。

公開資料で確認出典 1
スタートアップ

県内での事業展開等の要件を満たす、成長志向のスタートアップを募集。

公開資料で確認出典 1
アカデミア

大学・研究機関・海外支援機関がパートナーの対象に含まれる。

公開資料で確認出典 1
市民・利用者・現場

一般利用者と会員は異なる。地域の生活者が採択や投資判断を行う仕組みは確認できないため、公共的便益は別に説明する必要がある。

MDLの分析出典 1

有形資産

場所・設備・実証環境

オフィス、試作検証のテックラボ、会議・交流などの施設機能。

公開資料で確認出典 1

関係資本

信頼・ネットワーク・導入先

東海の企業と他地域のスタートアップをつなぐ接点を持つ。既存の商談や企業独自のネットワークでも案件が進んだ可能性を、施設の効果と分けて検証する。

MDLの分析出典 1

金融資本

活動資金・投資・費用負担

会員が利用料を負担する。2024年募集ではスタートアップのオフィス利用料の半額を県が原則2年間負担すると説明。現行の適用条件・総公費・個別実証費は別途確認が必要。

MDLの分析出典 1

知的資本・データ

技術・知財・知識・標準

事業成長の助言と技術・事業モデル、企業の課題情報。相談の公開性と個別の機密・知財は同一ではない。

MDLの分析出典 1

課題・ニーズ

誰の何を変えるのか

既存産業の現場・顧客・技術と、外部の成長企業を結び、継続的な協業へ渡したい。

MDLの分析出典 1

II / VALUE CREATION FUNCTIONS

資源を、どう価値へ変えるか。

以下は既存の8ステップへの編集上の対応づけです。各施設の公式な工程名や、全工程を自前で担うことを意味しません。

対象を絞り入口をつくる

成長や地域での事業展開など会員条件を設ける。広く場所を開く公共施設とは役割が異なるため、選ばれない人への他の支援経路も評価対象になる。

MDLの分析出典 1

相談と協業をつなぐ

専門家相談や会員間の紹介で、課題と必要な資産を整理する。担当者同士が出会うだけでなく、試験や導入を決められる部門へ接続することが実装の条件となる。

MDLの分析出典 1

施設自身も利用先になる

県の紹介ではスタートアップが家具等を施設へ提供する。自らの運営で試す経路はあるが、性能・安全・費用の評価や外部顧客での再現性は別に確認する。

MDLの分析出典 1

集計の段階を分ける

検討を含む協業数は活動の広がりを表す指標となる一方、事業の採算や地域便益を示さない。商談から契約へ進まない理由を整理して支援を調整する。

MDLの分析出典 1

III / OUTPUT

直接、何が生まれたか。

試作品、データ、契約、標準、育成した人材など、活動から直接生まれたもの。

  1. 会員向け相談、交流、別審査の支援経路。

    公開資料で確認出典 1
  2. 施設内への植物廃棄物由来家具の設置が公表されている。

    公開資料で確認出典 1

IV / OUTCOME

その結果、何が変わったか。

実際の利用、行動、業務、事業、地域の変化。報告された変化と、施設の活動に帰属できる効果は区別します。

  1. 運営者は検討を含む協業の累積を公表。契約・継続の内訳は未確認。

    運営者・関係者の報告出典 1

PROJECT IN FOCUS / 具体的な事例

Spacewaspの家具を施設へ設置

確認できた段階:導入 調査確認日 2026-09-28

誰の課題を、どう扱ったか

植物廃棄物由来の家具プロダクトをSTATION Ai内へ設置する取組。

公開資料で確認出典 1

生まれたもの

県が建設・運営に関わるスタートアップとして掲載。

公開資料で確認出典 1

確認できた変化

継続利用・売上・生活変化を独立に測った結果は未確認。

公開資料では未確認

評価の限界:設置後の耐久性・使用量・費用・環境効果と調達契約の詳細は未確認。

DESIGN BACKWARDS FROM IMPLEMENTATION

社会実装から逆算して、
何を先に整えているか。

実証の先にある導入・運用・継続から、この事例の設計を読み解きます。原典で確認できる仕組みと、MDLの設計解釈・他地域へ応用するための提案を区別して読んでください。「提案」「未実施」と記す内容は、当地で実施済みの工夫ではありません。仕組みの存在と、全案件で成果が出たことも別に扱います。

01

確認できる接続の仕組み

STATION Aiでは施設運営自体も製品の受入先になる。植物廃棄物由来の家具採用は具体的な出口だが、公表された協業件数には検討中も含まれ、契約成立や継続売上の件数とは異なる。

MDLの分析出典 1
02

応用時の検証案:購入部門を決める

共同検討の入口で顧客候補、導入予算、安全管理、採用基準を確認する。施設の集積をその代わりにしない。

MDLの分析出典 1
03

応用時の検証案:支援の追加性を測る

支援を使う前から進んでいた案件と新たな接続を分け、補助と伴走のどちらが障壁を下げたかを検討する。

MDLの分析出典 1
04

応用時の検証案:期限後に見直す

入居支援期間後の継続・地域での事業活動・追加契約を記録する。継続が弱ければ拡大より対象や支援条件を変更する。

MDLの分析出典 1

MORE DETAIL / 運営・根拠・応用

運営の全体像と、学びを深める資料。

費用負担、公表値、応用条件、写真・動画、原典を続けて確認できます。

01どう動かしているのか。

スタートアップと協業を求める企業を会員として集め、コミュニティマネージャー、専門家相談、選考型アクセラレーションや投資機会を接続する。一般の施設利用と審査のある支援は区別される。2025年10月末時点の協業300件以上は検討中を含む集計で、契約や購入済みの数ではない。地域企業との接続が進んでも、公費で支援する意義は個別の便益と負担を測って評価する。

  1. 条件に合う会員を募集
  2. 相談・企業間接続
  3. 別審査で成長・投資支援
  4. 検討と導入を追跡

02誰が負担し、誰が担うか。

会員が利用料を負担する。2024年募集ではスタートアップのオフィス利用料の半額を県が原則2年間負担すると説明。現行の適用条件・総公費・個別実証費は別途確認が必要。

制度やプログラムの財源と、各参加企業・地域に発生する費用は同じではありません。公開範囲を超える案件別予算・契約条件は未確認です。

03確認できたこと。

確認した事実 2024-04-01

2024年募集時に県の原則2年間の利用料半額負担を説明。

読み取れる範囲:2026年の個別適用を保証しない。

原典で確かめる ↗ 出典の説明 ↓
運営者の報告 2025-11-28

2025年10月末時点で協業300件以上を報告するが、検討中を含む。

読み取れる範囲:完了・販売・継続案件数ではない。

原典で確かめる ↗ 出典の説明 ↓
確認した事実 2024-10-01

Spacewaspの植物廃棄物由来家具を施設内に設置する取組を県が紹介。

読み取れる範囲:調達額や長期使用の評価は未確認。

原典で確かめる ↗ 出典の説明 ↓
MDL ANALYSIS

04日本で活かすなら。

応用では、既存産業の課題を公開する企業の担当者と、導入予算を持つ部門を同じ支援経路に置く。料金補助で入居を増やす施策と、受注や生産性を生む施策の費用を分ける。施設自体が最初の利用者になる場合も、透明な選定基準と性能評価を用意する。

05そのまま真似できないこと。

案件別の総費用・専任工数、参加しなかった人への影響、全案件の継続率と独立した効果評価は未確認。

PROPOSAL / 未実施の検証案

06次に、何を確かめるか。

運営者と県が直近の協業群を90日ごとに分類し、検討・実証・契約・継続を分ける。補助終了後に活動が落ちるなら料金・対象・支援方法を再検討する。

07現場を、写真と動画で。

冒頭写真:名古屋市鶴舞のSTATION Aiの建物。

公式サイトで、写真・最新の活動を見る ↗

08原典を読む。

制度の説明と運営者による実績報告を区別しています。日付記載のない資料は、公表時点を確定できません。確認日は資料を確認した日であり、活動や成果が発生した日ではありません。

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会員募集等の開始 ↗

運営・料金負担・会員条件

愛知県 · 公表:2024-04-01
確認箇所:会員種別/支援サービス · 確認日:2026-09-28
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開業1年の実績 ↗

検討中を含む協業

STATION Ai株式会社 · 公表:2025-11-28
確認箇所:開業後1年間の主な実績 · 確認日:2026-09-28
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開業時の会員・施設運営 ↗

Spacewasp等の採用

愛知県 · 公表:2024-10-01
確認箇所:施設の建設・運営に携わるスタートアップ · 確認日:2026-09-28

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