I / INPUT
何を持ち込んでいるか。
活動の出発点となる資源と課題を分けて整理します。「自社」は、その場・制度を運営する組織を指します。
II / VALUE CREATION FUNCTIONS
資源を、どう価値へ変えるか。
以下は既存の8ステップへの編集上の対応づけです。各施設の公式な工程名や、全工程を自前で担うことを意味しません。
III / OUTPUT
直接、何が生まれたか。
試作品、データ、契約、標準、育成した人材など、活動から直接生まれたもの。
IV / OUTCOME
その結果、何が変わったか。
実際の利用、行動、業務、事業、地域の変化。報告された変化と、施設の活動に帰属できる効果は区別します。
調査を組織できる体制は確認できるが、公開の取組実績件数を市民全体の健康改善や新産業の売上へ直接読み替えることはできない。
MDLの分析出典 1
PROJECT IN FOCUS / 具体的な事例
会員を介したヘルスケア製品開発・モニター調査
確認できた段階:複数段階 調査確認日 2026-09-28
誰の課題を、どう扱ったか
企業のニーズ探索から試作品評価、研究機関調整までを支援する。
確認できた変化
全案件を通した健康増進・商品化・売上・住民還元の成果は未確認。
評価の限界:案件別の評価と財団全体の収支・地域への還元を分けて追う。
DESIGN BACKWARDS FROM IMPLEMENTATION
社会実装から逆算して、
何を先に整えているか。
実証の先にある導入・運用・継続から、この事例の設計を読み解きます。原典で確認できる仕組みと、MDLの設計解釈・他地域へ応用するための提案を区別して読んでください。「提案」「未実施」と記す内容は、当地で実施済みの工夫ではありません。仕組みの存在と、全案件で成果が出たことも別に扱います。
MORE DETAIL / 運営・根拠・応用
運営の全体像と、学びを深める資料。
費用負担、公表値、応用条件、写真・動画、原典を続けて確認できます。
01どう動かしているのか。
会員とのワークショップで健康に関するニーズを探り、試作品の使用感やデータの収集を支援する。科学的な評価が必要な場合は医療・研究機関との連携を調整する。公開実績には森永乳業・松本市立病院との体調維持調査や、大学・保険関連企業とのデュアルタスク時の生理データ取得がある。会員規約は共創とモニター参加の機会を規定し、負担が生じる場合の費用弁償を条件付きで認める。参加と謝礼は自動的な一体契約ではない。健康意識の高い会員という強みは募集の効率を支える一方、一般市民へ結果を広げる際の偏りにもなる。
- 開発前に生活者へ聞く
- 使ってもらい改善点を探る
- 評価の専門性を補う
- 負担と還元を制度に置く
02誰が負担し、誰が担うか。
企業受託収益の一部を会員・住民の健康増進へ還元するモデルを掲げる。健康サービスには有料メニューがあり、開発参加への費用弁償は企業が同意した場合。総収入と公費比率は未確認。
制度やプログラムの財源と、各参加企業・地域に発生する費用は同じではありません。公開範囲を超える案件別予算・契約条件は未確認です。
03確認できたこと。
企業向けにニーズ探索、試作品のモニター調査、専門機関との調整の三機能を公開。
読み取れる範囲:公開実績件数は健康改善や販売成功の指標ではない。公費・受託収益・会員負担の比率、案件ごとの倫理審査と謝礼、長期的な健康成果は今回未確認。
原典で確かめる ↗ 出典の説明 ↓04日本で活かすなら。
応用では、会員サービスと企業案件の目的を分け、参加・辞退・データ利用・費用弁償を説明する。受託事業から住民へいくら何を還元したかを確認できる会計を置く。
05そのまま真似できないこと。
公開実績件数は健康改善や販売成功の指標ではない。公費・受託収益・会員負担の比率、案件ごとの倫理審査と謝礼、長期的な健康成果は今回未確認。
06次に、何を確かめるか。
提案・未実施:ラボと受託企業が一案件について募集条件、辞退、負担、仕様変更、住民への還元額を記録する。90日後に偏りや負担が大きければ募集・試験を修正する。
07現場を、写真と動画で。
冒頭写真:松本市のMウイング南棟外観。
公式サイトで、写真・最新の活動を見る ↗