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RESEARCH / 01
WORLD CO-CREATION ATLAS
WORLD CO-CREATION ATLAS / 06 現場で確かめる / CASE 55

CASE 55 / 日本 / 松本市

松本ヘルス・ラボ

松本ヘルス・ラボ

企業の開発支援と会員への健康サービスを、費用と同意の条件まで結ぶ。

健康意識の高い会員と企業をつなぎ、意見交換・モニター調査・専門機関との調整を行う官民連携団体。市民の健康増進と企業の製品開発を同時に目指すが、研究に参加できる仕組みと健康効果が証明されたことは分けて読む。2021年に解散したのは別の推進協議会であり、機能はラボへ集約された。

公式サイトを見る ↗

都市・地域の実証 · 調査確認日 2026.09.28

松本市のMウイング南棟外観。
所在複合施設の外観
PHOTO: Tohnass / Wikimedia Commons · 掲載元 ↗ · CC BY-SA 4.0 ↗
写真の詳細

松本ヘルス・ラボのオフィスが開設されたMウイング南棟の外観(2018年2月)。ラボ室内や活動の写真ではありません。
M-wing South side.jpg · 2018-02-27 · 配信元の画像を使用。表示サイズのみ調整し、切り抜き・色変更なし。

LOCATION / 所在地
日本・松本市
松本市中央のMウイング内オフィス付近の代表位置。活動は会員や医療・研究機関等に分散する。
ESTABLISHED / 設立・開始
2014年事業着手、2015年任意団体設立、2016年12月26日一般財団法人設立。
OPERATOR / 運営
一般財団法人松本ヘルス・ラボが会員と企業・医療研究機関を調整する。松本市の産業振興・健康施策と関係するが、各研究の実施責任は個別に確認が必要。
ROLE / 主な工程
課題を捉える / 仲間をつくる / 現場で確かめる / 事業にする

AT A GLANCE

この事例の要点。

概要をつかんでから、知りたい項目へ。

何をする場・制度?

健康意識の高い会員と企業をつなぎ、意見交換・モニター調査・専門機関との調整を行う官民連携団体。

運営の仕組みを読む ↓

何を学べる?

企業の開発支援と会員への健康サービスを、費用と同意の条件まで結ぶ。

日本で活かす条件を読む ↓

どこまでわかっている?

公表された成果と、まだ確認できない点を分けて整理しています。

成果と根拠を確かめる ↓
対象単位
市民の健康づくりと企業の開発をつなぐ一般財団法人
状況
継続運用会員サービスと企業向け開発支援を運用。2021年は別協議会からの機能集約。 · 2026-09-28

松本市中央のMウイング内オフィス付近の代表位置。活動は会員や医療・研究機関等に分散する。

最初に読むポイント

応用では、会員サービスと企業案件の目的を分け、参加・辞退・データ利用・費用弁償を説明する。受託事業から住民へいくら何を還元したかを確認できる会計を置く。

企業の開発支援と会員への健康サービスを、費用と同意の条件まで結ぶ。

どちらの入口でも、本文と根拠は同じです。最初に読むポイントだけを切り替えます。

VALUE CREATION / 価値が生まれる仕組み

この事例を、4つの切り口で。

企業の開発ニーズと、市民が健康づくりに参加する基盤を接続する。収益還元を掲げる運営モデルと、会員の費用・データ・参加条件を同時に確認できる事例。

I / INPUT

何を持ち込んでいるか。

活動の出発点となる資源と課題を分けて整理します。「自社」は、その場・制度を運営する組織を指します。

人的資本誰が、どんな力と責任を持ち寄るか
自社・運営組織

財団が会員・企業・専門機関を調整し、健康サービスを提供する。

公開資料で確認出典 1
他社・事業会社

森永乳業や保険関連企業等が調査・開発の依頼や共同取組に関わる。

公開資料で確認出典 1
行政・公共機関

松本市が関連政策を推進し、協議会の機能をラボへ集約した。

公開資料で確認出典 1
スタートアップ

今回の対象案件における特定の参加主体と役割は未確認。

公開資料では未確認
アカデミア

東京大学、松本市立病院等との調査実績を公開する。案件ごとに専門機関を調整する。

公開資料で確認出典 1
市民・利用者・現場

健康に関心の高い会員がワークショップやモニターへ参加する。規約への同意を求める。

公開資料で確認出典 1出典 2

有形資産

場所・設備・実証環境

会員が利用するオフィス、身体測定等のサービス、試作品と調査の場。

公開資料で確認出典 1出典 2

関係資本

信頼・ネットワーク・導入先

市・会員・企業・研究医療機関のネットワーク。別協議会から機能を引き継いだ継続体制。

公開資料で確認出典 1出典 2

金融資本

活動資金・投資・費用負担

企業受託収益の一部を健康増進に還元する構想と、有料会員サービス・条件付き費用弁償の規定。実額は未確認。

公開資料で確認出典 1出典 2

知的資本・データ

技術・知財・知識・標準

会員の使用感、健康に関するニーズ、試験データ、医療・研究機関による評価方法。

公開資料で確認出典 1

課題・ニーズ

誰の何を変えるのか

企業は生活者のニーズと検証の場を必要とし、市民側は健康づくりの機会を必要とする。両方の目的を同じ組織でつなぐ。

公開資料で確認出典 1

II / VALUE CREATION FUNCTIONS

資源を、どう価値へ変えるか。

以下は既存の8ステップへの編集上の対応づけです。各施設の公式な工程名や、全工程を自前で担うことを意味しません。

開発前に生活者へ聞く

会員とのワークショップでどのような健康上の課題があるかを探る。健康意識の高い集団から得る知見であることを明示し、一般人口との差を残す。

MDLの分析出典 1

使ってもらい改善点を探る

試作品への感想やデータを集め、製品・サービスを改善する支援を行う。試してもらったという事実だけでは有効性や販売可能性が証明されない。

MDLの分析出典 1

評価の専門性を補う

科学的な評価が必要な場合には研究機関・医療機関との連携を調整する。運営組織が参加者を集める仕事と、研究責任者が妥当性を担う仕事を区別する。

MDLの分析出典 1

負担と還元を制度に置く

規約は開発参加の機会と条件付き費用弁償を示す。企業受託収益を住民サービスへ還元するモデルについては、規定や目標だけでなく実額の確認が必要になる。

MDLの分析出典 1出典 2

III / OUTPUT

直接、何が生まれたか。

試作品、データ、契約、標準、育成した人材など、活動から直接生まれたもの。

  1. ワークショップ、モニター調査、専門機関調整のサービス。複数の企業・研究機関との調査実績。

    公開資料で確認出典 1
  2. 共創・実証参加、費用弁償、健康サービスの条件を定める会員規約。

    公開資料で確認出典 1

IV / OUTCOME

その結果、何が変わったか。

実際の利用、行動、業務、事業、地域の変化。報告された変化と、施設の活動に帰属できる効果は区別します。

  1. 調査を組織できる体制は確認できるが、公開の取組実績件数を市民全体の健康改善や新産業の売上へ直接読み替えることはできない。

    MDLの分析出典 1

PROJECT IN FOCUS / 具体的な事例

会員を介したヘルスケア製品開発・モニター調査

確認できた段階:複数段階 調査確認日 2026-09-28

誰の課題を、どう扱ったか

企業のニーズ探索から試作品評価、研究機関調整までを支援する。

公開資料で確認出典 1

生まれたもの

共同調査の実施例と会員参加の規約を公開。

公開資料で確認出典 1出典 2

確認できた変化

全案件を通した健康増進・商品化・売上・住民還元の成果は未確認。

公開資料では未確認

評価の限界:案件別の評価と財団全体の収支・地域への還元を分けて追う。

DESIGN BACKWARDS FROM IMPLEMENTATION

社会実装から逆算して、
何を先に整えているか。

実証の先にある導入・運用・継続から、この事例の設計を読み解きます。原典で確認できる仕組みと、MDLの設計解釈・他地域へ応用するための提案を区別して読んでください。「提案」「未実施」と記す内容は、当地で実施済みの工夫ではありません。仕組みの存在と、全案件で成果が出たことも別に扱います。

01

住民側の価値を用意する

企業への協力だけを求めるのではなく、会員自身の健康づくりの機会を設ける。還元モデルは参加基盤を支え得るが、実額と利用実態を検証する。

MDLの分析出典 1出典 2
02

参加条件を細かく伝える

健康サービスの利用と企業の試験参加を同じものとして扱わない。費用弁償は条件付きであるため、募集時に負担と謝礼、辞退方法を明確にする必要がある。

MDLの分析出典 1
03

組織の終了と機能移管を分ける

2021年の協議会解散はラボ廃止ではない。機能を引き継いだ主体を追うことで、名称や組織再編だけで継続性を誤判定しない。

MDLの分析出典 1

MORE DETAIL / 運営・根拠・応用

運営の全体像と、学びを深める資料。

費用負担、公表値、応用条件、写真・動画、原典を続けて確認できます。

01どう動かしているのか。

会員とのワークショップで健康に関するニーズを探り、試作品の使用感やデータの収集を支援する。科学的な評価が必要な場合は医療・研究機関との連携を調整する。公開実績には森永乳業・松本市立病院との体調維持調査や、大学・保険関連企業とのデュアルタスク時の生理データ取得がある。会員規約は共創とモニター参加の機会を規定し、負担が生じる場合の費用弁償を条件付きで認める。参加と謝礼は自動的な一体契約ではない。健康意識の高い会員という強みは募集の効率を支える一方、一般市民へ結果を広げる際の偏りにもなる。

  1. 開発前に生活者へ聞く
  2. 使ってもらい改善点を探る
  3. 評価の専門性を補う
  4. 負担と還元を制度に置く

02誰が負担し、誰が担うか。

企業受託収益の一部を会員・住民の健康増進へ還元するモデルを掲げる。健康サービスには有料メニューがあり、開発参加への費用弁償は企業が同意した場合。総収入と公費比率は未確認。

制度やプログラムの財源と、各参加企業・地域に発生する費用は同じではありません。公開範囲を超える案件別予算・契約条件は未確認です。

03確認できたこと。

確認した事実 2026-09-28

企業向けにニーズ探索、試作品のモニター調査、専門機関との調整の三機能を公開。

読み取れる範囲:公開実績件数は健康改善や販売成功の指標ではない。公費・受託収益・会員負担の比率、案件ごとの倫理審査と謝礼、長期的な健康成果は今回未確認。

原典で確かめる ↗ 出典の説明 ↓
確認した事実 2026-09-28

2021年5月31日に推進協議会を解散し、その機能を松本ヘルス・ラボへ集約。

読み取れる範囲:公開実績件数は健康改善や販売成功の指標ではない。公費・受託収益・会員負担の比率、案件ごとの倫理審査と謝礼、長期的な健康成果は今回未確認。

原典で確かめる ↗ 出典の説明 ↓
確認した事実 2026-09-28

規約は企業が同意した場合に開発参加の費用弁償等を受けられると規定。

読み取れる範囲:公開実績件数は健康改善や販売成功の指標ではない。公費・受託収益・会員負担の比率、案件ごとの倫理審査と謝礼、長期的な健康成果は今回未確認。

原典で確かめる ↗ 出典の説明 ↓
MDL ANALYSIS

04日本で活かすなら。

応用では、会員サービスと企業案件の目的を分け、参加・辞退・データ利用・費用弁償を説明する。受託事業から住民へいくら何を還元したかを確認できる会計を置く。

05そのまま真似できないこと。

公開実績件数は健康改善や販売成功の指標ではない。公費・受託収益・会員負担の比率、案件ごとの倫理審査と謝礼、長期的な健康成果は今回未確認。

PROPOSAL / 未実施の検証案

06次に、何を確かめるか。

提案・未実施:ラボと受託企業が一案件について募集条件、辞退、負担、仕様変更、住民への還元額を記録する。90日後に偏りや負担が大きければ募集・試験を修正する。

07現場を、写真と動画で。

冒頭写真:松本市のMウイング南棟外観。

公式サイトで、写真・最新の活動を見る ↗

08原典を読む。

制度の説明と運営者による実績報告を区別しています。日付記載のない資料は、公表時点を確定できません。確認日は資料を確認した日であり、活動や成果が発生した日ではありません。

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企業の方へ ↗

沿革、企業受託収益の還元モデル、三機能、実施例

松本ヘルス・ラボ · 公表:日付記載なし
確認箇所:history・business・performance · 確認日:2026-09-28
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松本地域健康産業推進協議会について ↗

協議会解散とラボへの機能集約

松本市 · 公表:2021-12-20
確認箇所:解散のお知らせ · 確認日:2026-09-28
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会員規約 ↗

有料サービス、共創・実証参加、条件付き費用弁償

松本ヘルス・ラボ · 公表:日付記載なし
確認箇所:第2・3条ほか · 確認日:2026-09-28
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よくあるご質問 ↗

会員サービス、企業開発参加、統計情報の取扱い

松本ヘルス・ラボ · 公表:日付記載なし
確認箇所:参加・個人情報 · 確認日:2026-09-28

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