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DESIGN LAB
RESEARCH / 01
WORLD CO-CREATION ATLAS
WORLD CO-CREATION ATLAS / 03 仲間をつくる / CASE 53

CASE 53 / 日本 / 柏

KOIL

KOIL(柏の葉オープンイノベーションラボ)

交流と試作を支える施設は、設備の停止・更新まで含めて比較する。

柏の葉の事業者・起業家が働き、相談し、交流する拠点。街の実証環境との接点を持つが、地区全体と施設内の能力は別である。特に2025年以降、工房の人員・機器サービスが変更されており、開業時の設備一覧を現在の支援能力として再利用してはいけない。

公式サイトを見る ↗

企業・事業化制度 · 調査確認日 2026.09.28

KOILのロゴが付いたガラス張りの建物。下層部にららぽーと柏の葉北館、手前に芝生と通路がある。
施設が入る建物の外観
PHOTO: Archiroid21 · 掲載元 ↗ · CC BY-SA 4.0 ↗
写真の詳細

KOILが入るショップ&オフィス棟の外観。下層部はららぽーと柏の葉北館。工房の設備や現在の稼働状況を示す写真ではない。
KOILとららぽーと柏の葉北館の建物 · 2024-08-05 · 配信元の画像を使用。表示サイズのみ調整し、切り抜き・色変更なし。

LOCATION / 所在地
日本・柏
施設周辺の概略代表位置。支援先の活動範囲を表すものではない。
ESTABLISHED / 設立・開始
2014年4月14日開業。2025〜26年に工房サービスを変更。
OPERATOR / 運営
三井不動産のKOIL事務局。日常の面談・関係づくりはパークアテンダントとコミュニティマネージャーが担う。
ROLE / 主な工程
課題を捉える / 仲間をつくる / 現物をつくる / 事業にする

AT A GLANCE

この事例の要点。

概要をつかんでから、知りたい項目へ。

何をする場・制度?

柏の葉の事業者・起業家が働き、相談し、交流する拠点。

運営の仕組みを読む ↓

何を学べる?

交流と試作を支える施設は、設備の停止・更新まで含めて比較する。

日本で活かす条件を読む ↓

どこまでわかっている?

公表された成果と、まだ確認できない点を分けて整理しています。

成果と根拠を確かめる ↓
対象単位
共創施設
状況
複数段階施設は継続運用。工房の一部サービスは終了、レーザーカッターは2026年5月の休止告知があり再開未確認。 · 2026-09-28

柏の葉スマートシティ全域やKOILシリーズ全施設ではなく、KOIL本体を対象。

最初に読むポイント

交流と試作を支える施設は、設備の停止・更新まで含めて比較する。

共創の現実的な制約である人員・設備の維持と情報更新を比較できる。

どちらの入口でも、本文と根拠は同じです。最初に読むポイントだけを切り替えます。

VALUE CREATION / 価値が生まれる仕組み

この事例を、4つの切り口で。

不動産の作業空間と日常的な面談・紹介を組み合わせ、事業者の次の行動を支える。工房サービスの変更は、試作能力が機械だけでなく人員と維持費に依存することを示す観察である。ただし終了の財務的理由は公表資料から判断しない。

I / INPUT

何を持ち込んでいるか。

活動の出発点となる資源と課題を分けて整理します。「自社」は、その場・制度を運営する組織を指します。

人的資本誰が、どんな力と責任を持ち寄るか
自社・運営組織

パークアテンダント、コミュニティマネージャー、事務局。

公開資料で確認出典 1
他社・事業会社

事業の成長や多様な相手との共創を希望する事業者・テナントが参加する。

公開資料で確認出典 1
行政・公共機関

個別案件での行政の採択・調達・継続責任は確認できない。

公開資料では未確認
スタートアップ

起業や成長を目指す人が利用対象であり、面談で活動目的を確認する。

公開資料で確認出典 1
アカデミア

大学の正式な運営分担と案件別研究契約は未確認。

公開資料では未確認
市民・利用者・現場

街づくりへの関心も参加目的に含まれるが、会員になることと住民として街の意思決定に参加することは別である。

MDLの分析出典 1

有形資産

場所・設備・実証環境

コワーキング、会議・イベント空間。工房の過去の機器サービスは終了・休止情報に従って別管理する。

公開資料で確認出典 1

関係資本

信頼・ネットワーク・導入先

日常の相談から専門家・支援制度・街の活動へ接続する。事業者の目的を把握するスタッフの継続性が、施設を単なる席貸し以上にする条件と考えられる。

MDLの分析出典 1

金融資本

活動資金・投資・費用負担

会員の月額利用料、会議室等の利用料金を設定。機器保守・更新・事業支援の費用配分、施設の総収支は未確認。

MDLの分析出典 1

知的資本・データ

技術・知財・知識・標準

利用者の事業課題、相談知、紹介先の情報。機器操作の知識は、講習が終了した現在も自動的に新規利用者へ提供されるとは限らない。

MDLの分析出典 1

課題・ニーズ

誰の何を変えるのか

作業場所と相談・試作の支援を持続的に提供し、設備が変わっても利用者の開発を止めない仕組みを考えたい。

MDLの分析出典 1

II / VALUE CREATION FUNCTIONS

資源を、どう価値へ変えるか。

以下は既存の8ステップへの編集上の対応づけです。各施設の公式な工程名や、全工程を自前で担うことを意味しません。

活動の目的を把握する

入会面談で、単に座席数を埋めるのではなく何をしたいかを受け取る。その後の紹介が本人の目的に合うかを確認する接点となる。

MDLの分析出典 1

日常から支援へつなぐ

会員との対話をもとに支援や街の取組を紹介する。どの支援に入れるかは別の要件を持つため、施設入会をすべての実証機会への利用権と解釈しない。

MDLの分析出典 1

維持能力を更新する

常駐案内・講習と機器サービスの終了、続く故障休止が確認できる。なぜ終了したかを利用低迷や費用削減と決めつけず、現在提供可能な能力を正確に示す。

MDLの分析出典 1出典 2

III / OUTPUT

直接、何が生まれたか。

試作品、データ、契約、標準、育成した人材など、活動から直接生まれたもの。

  1. 会員面談、利用契約、日常相談と支援紹介の経路。

    公開資料で確認出典 1
  2. 工房のサービス終了とレーザー休止を日付付きで公表。

    公開資料で確認出典 1出典 2

IV / OUTCOME

その結果、何が変わったか。

実際の利用、行動、業務、事業、地域の変化。報告された変化と、施設の活動に帰属できる効果は区別します。

  1. 設備変更後の事業者の開発継続・外注費・製作件数の変化は未確認。

    公開資料では未確認

PROJECT IN FOCUS / 具体的な事例

工房サービスの変更とレーザー休止

確認できた段階:複数段階 調査確認日 2026-09-28

誰の課題を、どう扱ったか

2025年に工房の一部サービスを終了し、2026年にレーザー利用を当面休止。

公開資料で確認出典 1出典 2

生まれたもの

終了対象・時期・故障による休止を公式告知。

公開資料で確認出典 1出典 2

確認できた変化

継続利用・売上・生活変化を独立に測った結果は未確認。

公開資料では未確認

評価の限界:停止後の代替支援、修理・再開、利用者への影響は未確認。

DESIGN BACKWARDS FROM IMPLEMENTATION

社会実装から逆算して、
何を先に整えているか。

実証の先にある導入・運用・継続から、この事例の設計を読み解きます。原典で確認できる仕組みと、MDLの設計解釈・他地域へ応用するための提案を区別して読んでください。「提案」「未実施」と記す内容は、当地で実施済みの工夫ではありません。仕組みの存在と、全案件で成果が出たことも別に扱います。

01

確認できる接続の仕組み

KOILはコミュニティマネジャーによる接続を続ける一方、工房の一部サービスは2025年に終了し、レーザー加工機は2026年に休止した。試作の入口を評価する場合には現在使える設備を個別に照合する。

MDLの分析出典 1
02

応用時の検証案:必要な試作を定義

機器を持つことを目的にせず、利用者が必要とする精度・材料・納期から支援を決める。

MDLの分析出典 1
03

応用時の検証案:保守体制を合わせる

安全講習、消耗品、故障時の説明、外部への引継ぎの責任を予算と結びつける。人員のない設備は同じ能力を提供できない。

MDLの分析出典 1
04

応用時の検証案:復旧か代替かを選ぶ

待機件数、利用頻度、外注との総費用を比較し、更新・紹介・終了を判断する。現況を伝え、利用者の学習や開発がどこで止まるかを再観測する。

MDLの分析出典 1

MORE DETAIL / 運営・根拠・応用

運営の全体像と、学びを深める資料。

費用負担、公表値、応用条件、写真・動画、原典を続けて確認できます。

01どう動かしているのか。

入会時に仕事や活動予定を面談し、契約とオリエンテーションへ進む。会員は作業場所と相談・交流の接点を使い、コミュニティマネージャーが支援や街の取組を紹介する。2025年5月末に工房の常駐案内・講習、3Dプリンター、レーザー新規利用を終了。2026年5月には故障によりレーザー利用全体を当面休止すると発表した。拠点全体の営業終了ではない。

  1. 活動目的を面談
  2. 会員契約と利用案内
  3. 相談・交流・外部支援へ接続
  4. 設備と支援の現況を再確認

02誰が負担し、誰が担うか。

会員の月額利用料、会議室等の利用料金を設定。機器保守・更新・事業支援の費用配分、施設の総収支は未確認。

制度やプログラムの財源と、各参加企業・地域に発生する費用は同じではありません。公開範囲を超える案件別予算・契約条件は未確認です。

03確認できたこと。

確認した事実 2025-04-21

2025年5月末に工房の常駐案内・講習、3Dプリンター、レーザー新規利用を終了。

読み取れる範囲:KOIL施設全体や他の系列施設の終了ではない。

原典で確かめる ↗ 出典の説明 ↓
確認した事実 2026-05-12

2026年5月12日、故障によるレーザーカッターの当面休止を発表。

読み取れる範囲:再開告知は今回未確認。

原典で確かめる ↗ 出典の説明 ↓
確認した事実 2026-09-28確認

入会面談とコミュニティマネージャーによる支援接続を案内。

読み取れる範囲:公表された対象範囲に限定し、因果効果は示さない。

原典で確かめる ↗ 出典の説明 ↓
MDL ANALYSIS

04日本で活かすなら。

応用では、機械の購入費だけでなく講習、安全管理、保守、故障中の代替経路を運営計画に入れる。名称が続いていても提供機能は変わるため、支援一覧に確認日・利用条件・停止状況を表示する。都市全体の実証実績を一つの工房へ帰属させない。

05そのまま真似できないこと。

案件別の総費用・専任工数、参加しなかった人への影響、全案件の継続率と独立した効果評価は未確認。

PROPOSAL / 未実施の検証案

06次に、何を確かめるか。

運営者が現在提供できる支援と外部代替先を棚卸しし、90日間の未充足相談を記録する。機器利用が少ないなら再購入だけでなく外注紹介との費用を比較する。

07現場を、写真と動画で。

冒頭写真:KOILのロゴが付いたガラス張りの建物。下層部にららぽーと柏の葉北館、手前に芝生と通路がある。

公式サイトで、写真・最新の活動を見る ↗

08原典を読む。

制度の説明と運営者による実績報告を区別しています。日付記載のない資料は、公表時点を確定できません。確認日は資料を確認した日であり、活動や成果が発生した日ではありません。

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KOIL施設・利用案内 ↗

参加手続と相談機能

KOIL · 公表:日付記載なし
確認箇所:入会/ビジネスサポート · 確認日:2026-09-28
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ファクトリーのリニューアル・一部サービス終了 ↗

終了範囲と時期

KOIL · 公表:2025-04-21
確認箇所:終了サービス · 確認日:2026-09-28
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レーザーカッター利用サービス休止 ↗

故障と当面の休止

KOIL · 公表:2026-05-12
確認箇所:本文 · 確認日:2026-09-28
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KOIL開業 ↗

事業主と2014年の開業

三井不動産 · 公表:2014-04-10
確認箇所:開業概要 · 確認日:2026-09-28

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公式動画

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