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RESEARCH / 01
WORLD CO-CREATION ATLAS
WORLD CO-CREATION ATLAS / 06 現場で確かめる / CASE 56

CASE 56 / 日本 / 大府市

国立長寿医療研究センター リビングラボ

国立長寿医療研究センター リビングラボ

模擬生活で安全性と負担を確かめてから、実際の住環境へ検証を進める。

健康長寿支援ロボットセンターの臨床評価研究を中心に、介護・生活支援機器を評価する拠点。生活を再現する部屋や計測技術に、医療・介護・工学の専門知を組み合わせる。製品展示だけでなく開発相談と実証の取次を行う一方、機器が置かれていることを医療効果の証明とは扱わない。

公式サイトを見る ↗

産業・研究ネットワーク · 調査確認日 2026.09.28

国立長寿医療研究センターの建物外観。
運営母体キャンパスの過去の外観
PHOTO: Nighthawk4450 / Wikimedia Commons · 掲載元 ↗ · CC BY-SA 3.0 ↗
写真の詳細

運営母体の国立長寿医療研究センター外観(2011年)。現在の介護ロボット・リビングラボ内部や現時点の設備を示す写真ではありません。
NCGG.JPG · 2011-07-10 · 配信元の画像を使用。表示サイズのみ調整し、切り抜き・色変更なし。

LOCATION / 所在地
日本・大府市
国立長寿医療研究センター付近の代表位置。センター内の生活模擬・ロボット実証空間と、近隣住宅地の拡張拠点を区別する。
ESTABLISHED / 設立・開始
2022年に実証拠点設立。2025年7月から拡張し、2026年2月に近隣の長寿チャレンジハウス開設を発表。
OPERATOR / 運営
国立長寿医療研究センター健康長寿支援ロボットセンター・ロボット臨床評価研究室等。開発企業、医療・介護現場、住宅企業と案件ごとに連携する。
ROLE / 主な工程
課題を捉える / 仲間をつくる / 現場で確かめる

AT A GLANCE

この事例の要点。

概要をつかんでから、知りたい項目へ。

何をする場・制度?

健康長寿支援ロボットセンターの臨床評価研究を中心に、介護・生活支援機器を評価する拠点。

運営の仕組みを読む ↓

何を学べる?

模擬生活で安全性と負担を確かめてから、実際の住環境へ検証を進める。

日本で活かす条件を読む ↓

どこまでわかっている?

公表された成果と、まだ確認できない点を分けて整理しています。

成果と根拠を確かめる ↓
対象単位
生活模擬環境と専門家を備えた介護・生活支援ロボット実証拠点
状況
複数段階ラボを運用し、2025年に拡張。2026年は住宅環境へ実証範囲を広げる拠点を開設。 · 2026-09-28

国立長寿医療研究センター付近の代表位置。センター内の生活模擬・ロボット実証空間と、近隣住宅地の拡張拠点を区別する。

最初に読むポイント

応用では、試作品の性能、利用者の安全、介護者の負担を別々に測る。模擬空間で確認した条件が一般住宅でも保てるかを、次の実証段階で確認する。

模擬生活で安全性と負担を確かめてから、実際の住環境へ検証を進める。

どちらの入口でも、本文と根拠は同じです。最初に読むポイントだけを切り替えます。

VALUE CREATION / 価値が生まれる仕組み

この事例を、4つの切り口で。

設備だけでなく臨床・介護の専門家と計測方法を組み合わせ、開発相談から生活場面での評価へ移す。2026年の住宅拠点は実環境への橋渡しだが、成果は今後も案件別に評価する。

I / INPUT

何を持ち込んでいるか。

活動の出発点となる資源と課題を分けて整理します。「自社」は、その場・制度を運営する組織を指します。

人的資本誰が、どんな力と責任を持ち寄るか
自社・運営組織

臨床評価研究室等の研究者が開発相談・評価・実証を担う。

公開資料で確認出典 1出典 2
他社・事業会社

ロボット、建築、センシング等の企業。住宅実証にはサンヨーホームズが参加。

公開資料で確認出典 1出典 2
行政・公共機関

国立研究開発法人が拠点を運営。拡充はムーンショット型研究開発事業の一環。

公開資料で確認出典 1
スタートアップ

拡張した計測空間はスタートアップの技術検証支援にも用いると説明。

公開資料で確認出典 1
アカデミア

医師・療法士等の専門家と研究者。大学の恒常的な関与は本資料では未確認。

公開資料で確認出典 1
市民・利用者・現場

高齢者、介護者や現場職員の利用・介助動作を評価対象とする。個別試験の参加条件は別途確認。

公開資料で確認出典 1

有形資産

場所・設備・実証環境

生活支援実証室、拡張したロボット実証空間、動作解析・筋電図等の設備、近隣住宅地のチャレンジハウス。

公開資料で確認出典 1出典 2出典 3

関係資本

信頼・ネットワーク・導入先

開発企業と臨床・介護の専門家をつなぐ相談・取次。病院と住宅企業の協力で検証環境を広げる。

公開資料で確認出典 1出典 2

金融資本

活動資金・投資・費用負担

相談は無料。拡張にムーンショット型研究開発事業が関係するが、案件別の共同研究費と利用料は未確認。

公開資料で確認出典 1出典 2

知的資本・データ

技術・知財・知識・標準

動作解析、介助負担の計測、臨床知見、機器の開発技術、住環境設計。

公開資料で確認出典 1出典 2出典 3

課題・ニーズ

誰の何を変えるのか

試作品が生活や介護の現場で使えるかを、専門的な評価と実際に近い環境で確かめる必要がある。

公開資料で確認出典 1

II / VALUE CREATION FUNCTIONS

資源を、どう価値へ変えるか。

以下は既存の8ステップへの編集上の対応づけです。各施設の公式な工程名や、全工程を自前で担うことを意味しません。

相談を評価課題に直す

試作性能、介護現場での利用、改善の助言など相談を整理する。開発状況に応じて適した検証先を紹介するため、どの段階の何を確かめるのかが入口になる。

MDLの分析出典 1

模擬空間で測る

生活場面を再現した空間と動作・筋電図等の計測を用いる。便利さの感想だけでなく、介助の身体的負担など観察可能な指標で評価する。

MDLの分析出典 1出典 2

活動の範囲を広げる

広いロボット実証空間と動作計測を追加し、より多様な動きや生活場面を扱えるようにした。設備拡張自体は成果ではなく検証可能な範囲を増やす入力でもある。

MDLの分析出典 1

住宅環境へ進める

チャレンジハウスはラボで検証した技術を住宅地の環境へ移す拠点。模擬室の条件と日常の住環境との差を確認する次の段階として読む。

MDLの分析出典 1

III / OUTPUT

直接、何が生まれたか。

試作品、データ、契約、標準、育成した人材など、活動から直接生まれたもの。

  1. 2025年のロボット実証空間と計測機能の拡張。

    公開資料で確認出典 1
  2. 2026年の近隣住宅地における長寿チャレンジハウス開設。

    公開資料で確認出典 1

IV / OUTCOME

その結果、何が変わったか。

実際の利用、行動、業務、事業、地域の変化。報告された変化と、施設の活動に帰属できる効果は区別します。

  1. 試験できる場と共同研究の範囲が拡大した。利用者の自立や介護負担への効果は機器・対象者・環境ごとの研究結果を必要とし、拠点の開設だけでは判断できない。

    MDLの分析出典 1出典 2

PROJECT IN FOCUS / 具体的な事例

長寿チャレンジハウスへの実証環境拡張

確認できた段階:実証 調査確認日 2026-09-28

誰の課題を、どう扱ったか

ラボ内で検証した支援技術を、近隣住宅地の環境で扱えるようにする。

公開資料で確認出典 1

生まれたもの

サンヨーホームズとの共同研究による住宅実証拠点の開設。

公開資料で確認出典 1

確認できた変化

一般住宅での長期的な自立・介護負担改善は未確認。

公開資料では未確認

評価の限界:模擬環境との差、利用継続、費用・保守の条件を評価する。

DESIGN BACKWARDS FROM IMPLEMENTATION

社会実装から逆算して、
何を先に整えているか。

実証の先にある導入・運用・継続から、この事例の設計を読み解きます。原典で確認できる仕組みと、MDLの設計解釈・他地域へ応用するための提案を区別して読んでください。「提案」「未実施」と記す内容は、当地で実施済みの工夫ではありません。仕組みの存在と、全案件で成果が出たことも別に扱います。

01

開発段階と試験を合わせる

初期試作と現場導入では必要な評価が違う。無料相談から具体的な検証へ進む際、責任者・費用・参加者保護を案件単位で確認する。

MDLの分析出典 1
02

専門職と計測を組にする

客観計測だけでは介護現場の都合を捉えきれない。医師・療法士・介護者が使う条件と、機器の数値上の性能を往復して仕様を変える。

MDLの分析出典 1
03

実装を別の試験として扱う

同じ機器でも住宅の広さ、床、介助者、保守条件が変わる。住宅拠点への移行は実装完了ではなく、再度確かめる条件が増える段階である。

MDLの分析出典 1

MORE DETAIL / 運営・根拠・応用

運営の全体像と、学びを深める資料。

費用負担、公表値、応用条件、写真・動画、原典を続けて確認できます。

01どう動かしているのか。

企業の相談を受け、開発段階や検証課題を整理して研究者間で協議し、適したラボや実証につなぐ。動作解析や筋電図計測により、介助動作の負担や機器の使い方を評価する。併設病院の医師・療法士等との接点もある。2025年は生活支援実証室に加えて広いロボット実証空間を整備し、マーカーレスの動作計測を導入した。2026年にはサンヨーホームズとの共同研究で近隣住宅地に長寿チャレンジハウスを開設し、ラボで検証した技術を実際の住宅環境へ進める拠点とした。拡張・契約・設置という出力と、自立生活や介護負担への結果を分ける。

  1. 相談を評価課題に直す
  2. 模擬空間で測る
  3. 活動の範囲を広げる
  4. 住宅環境へ進める

02誰が負担し、誰が担うか。

2025年の拡充はムーンショット型研究開発事業の一環。開発相談は無料と案内されるが、共同研究・設備利用・住宅実証の費用配分と総額は未確認。

制度やプログラムの財源と、各参加企業・地域に発生する費用は同じではありません。公開範囲を超える案件別予算・契約条件は未確認です。

03確認できたこと。

確認した事実 2026-09-28

2022年の設立、2025年7月からの実証空間拡張と計測技術の導入を発表。

読み取れる範囲:各機器の臨床効果、採用件数、費用対効果、一般住宅での長期利用は今回未確認。共同研究数や受賞は、全製品の有効性・安全性の証明ではない。

原典で確かめる ↗ 出典の説明 ↓
確認した事実 2026-09-28

サンヨーホームズとの共同研究による長寿チャレンジハウス開設を2026年2月に発表。

読み取れる範囲:各機器の臨床効果、採用件数、費用対効果、一般住宅での長期利用は今回未確認。共同研究数や受賞は、全製品の有効性・安全性の証明ではない。

原典で確かめる ↗ 出典の説明 ↓
確認した事実 2026-09-28

開発相談は無料、研究者間協議を経て適したラボへ取次と案内。

読み取れる範囲:各機器の臨床効果、採用件数、費用対効果、一般住宅での長期利用は今回未確認。共同研究数や受賞は、全製品の有効性・安全性の証明ではない。

原典で確かめる ↗ 出典の説明 ↓
MDL ANALYSIS

04日本で活かすなら。

応用では、試作品の性能、利用者の安全、介護者の負担を別々に測る。模擬空間で確認した条件が一般住宅でも保てるかを、次の実証段階で確認する。

05そのまま真似できないこと。

各機器の臨床効果、採用件数、費用対効果、一般住宅での長期利用は今回未確認。共同研究数や受賞は、全製品の有効性・安全性の証明ではない。

PROPOSAL / 未実施の検証案

06次に、何を確かめるか。

提案・未実施:研究責任者と導入現場が一機器について模擬環境と住宅で同じ動作・負担・事故指標を測る。安全条件を満たさなければ中断し、操作や空間条件を修正する。

07現場を、写真と動画で。

冒頭写真:国立長寿医療研究センターの建物外観。

公式サイトで、写真・最新の活動を見る ↗

08原典を読む。

制度の説明と運営者による実績報告を区別しています。日付記載のない資料は、公表時点を確定できません。確認日は資料を確認した日であり、活動や成果が発生した日ではありません。

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リビングラボの拡張整備 ↗

2022年設立、2025年拡張、ムーンショット事業

国立長寿医療研究センター · 公表:2025-08-19
確認箇所:拡張整備・計測技術 · 確認日:2026-09-28
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開発企業の方へ ↗

無料相談、取次、動作・筋電図解析、病院連携

国立長寿医療研究センター · 公表:日付記載なし
確認箇所:相談の流れ・特色 · 確認日:2026-09-28
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長寿チャレンジハウスを開発・設立 ↗

サンヨーホームズとの共同研究、近隣住宅の実証拠点

国立長寿医療研究センター · 公表:2026-02-12
確認箇所:概要 · 確認日:2026-09-28

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