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DESIGN LAB
RESEARCH / 01
WORLD CO-CREATION ATLAS
WORLD CO-CREATION ATLAS / 06 現場で確かめる / CASE 39

CASE 39 / ドイツ / ニュルンベルク

JOSEPHS

JOSEPHS オープン・イノベーションラボ

街中の試作体験を、開発者が判断できる定性情報に変える。

買い物や観光で訪れる人も新製品・サービスに触れ、意見を返せる公開型のテスト拠点。研究機関の一般公開とは異なり、依頼者の開発課題を体験可能なTest Spaceに翻訳し、専門スタッフが反応を解釈して開発判断へ戻す。Fraunhofer全体とは別単位の独立会社として比較する。

公式サイトを見る ↗

企業・事業化制度 · 調査確認日 2026.09.28

JOSEPHSが入居するAugustinerhof複合施設の外観。
入居複合施設の外観
PHOTO: Derzno · 掲載元 ↗ · CC BY-SA 4.0 ↗
写真の詳細

JOSEPHSが入居するAugustinerhof複合施設(2021年公開写真)。写真正面はDeutsches Museum側で、JOSEPHSの展示室や入口を写したものではない。
2021 Augustinerhof 02.jpg · 撮影日不明(2021-05-23公開) · 配信元の画像を使用。表示サイズのみ調整し、切り抜き・色変更なし。

LOCATION / 所在地
ドイツ・ニュルンベルク
Augustinerhof周辺の代表位置。調査対象はラボであり都市全域ではない。
ESTABLISHED / 設立・開始
2014年にFAUとFraunhofer IISの共同研究として開始。2019年に独立GmbH化。
OPERATOR / 運営
JOSEPHS GmbH。Innovation Guidesとイノベーション専門スタッフが公開体験・調査を運営。
ROLE / 主な工程
課題を捉える / 仲間をつくる / 現物をつくる / 現場で確かめる

AT A GLANCE

この事例の要点。

概要をつかんでから、知りたい項目へ。

何をする場・制度?

買い物や観光で訪れる人も新製品・サービスに触れ、意見を返せる公開型のテスト拠点。

運営の仕組みを読む ↓

何を学べる?

街中の試作体験を、開発者が判断できる定性情報に変える。

日本で活かす条件を読む ↓

どこまでわかっている?

公表された成果と、まだ確認できない点を分けて整理しています。

成果と根拠を確かめる ↓
対象単位
運営組織
状況
継続運用2026年の公開体験・企画日程を掲載する運営組織。 · 2026-09-28

独立会社JOSEPHSとその公開型ラボ。Fraunhoferという研究機関全体とは別の対象単位。

最初に読むポイント

公開展示の反応を定性分析し、依頼者の仕様判断へ戻す。

公開空間を利用者調査と開発判断の接点に変える専門機能を比較する。

どちらの入口でも、本文と根拠は同じです。最初に読むポイントだけを切り替えます。

VALUE CREATION / 価値が生まれる仕組み

この事例を、4つの切り口で。

研究由来の評価能力と街中の開かれた場所を組み合わせ、開発者と一般利用者の間に翻訳機能を置く。重要なのは展示面積ではなく、どの反応がどの仕様判断へ渡ったかという往復を作る点にある。

I / INPUT

何を持ち込んでいるか。

活動の出発点となる資源と課題を分けて整理します。「自社」は、その場・制度を運営する組織を指します。

人的資本誰が、どんな力と責任を持ち寄るか
自社・運営組織

独立法人の調査・案内スタッフが、来場者の体験と依頼者への報告の間をつなぐ。単なる受付係と調査設計者の役割は異なる。

公開資料で確認出典 1
他社・事業会社

企業は試作品・構想と開発上の問いを持ち込む。広報支援の顧客にもなるため、調査結果の扱いと宣伝を区別する必要がある。

公開資料で確認出典 1
行政・公共機関

行政の一律出資や案件採択への関与は、今回の公開資料では確認していない。

公開資料では未確認
スタートアップ

スタートアップ固有の料金優遇、投資機能、卒業制度は未確認。一般の企業支援と同一とは扱わない。

公開資料では未確認
アカデミア

FAUとFraunhofer IISの共同研究に起源があり、研究機関の利用も対象とする。大学内部組織としては扱わない。

公開資料で確認出典 1
市民・利用者・現場

来場者が試作品を体験し、案内役との対話で視点を返す。入場無料だが来場者全体が標的市場の代表とは限らない。

公開資料で確認出典 1

有形資産

場所・設備・実証環境

中心市街地のTest Spaceと会議・イベント空間。公開体験の場と企業の開発現場を橋渡しする物的資源である。

公開資料で確認出典 1

関係資本

信頼・ネットワーク・導入先

研究機関・企業・来場者を接続する継続的な関係。科学技術への信頼と、わかりやすい体験を両立することが入口となる。

公開資料で確認出典 1

金融資本

活動資金・投資・費用負担

企業・研究機関向けサービスと会場利用を提供。年間売上や案件別費用は未確認で、来場無料を運営費無料とは解釈しない。

MDLの分析出典 1

知的資本・データ

技術・知財・知識・標準

Testing Guidelineと定性分析、イノベーション管理の経験。展示された印象を開発者が判断できる示唆にすることが知的資源。

公開資料で確認出典 1

課題・ニーズ

誰の何を変えるのか

完成前の構想を言葉だけで尋ねても利用場面が伝わりにくい。体験を介して潜在的な不便や解釈の違いを捉える課題設定。

MDLの分析出典 1

II / VALUE CREATION FUNCTIONS

資源を、どう価値へ変えるか。

以下は既存の8ステップへの編集上の対応づけです。各施設の公式な工程名や、全工程を自前で担うことを意味しません。

構想を試せる体験にする

依頼者の開発課題をTest Spaceへ翻訳する。展示の目新しさではなく、利用者が何をしてどこで迷うかを観察可能にする。

公開資料で確認出典 1

案内役が反応を拾う

来場者との対話と非言語反応を集める。自発的な来場と対象者調査では意味が違うため、解釈には参加条件を残す必要がある。

MDLの分析出典 1

開発への提言に戻す

運営者は反応を定性的に評価して次の開発の推奨事項を返す。採用する仕様や市場投入の判断まで参加者が決めるとは確認できない。

公開資料で確認出典 1

III / OUTPUT

直接、何が生まれたか。

試作品、データ、契約、標準、育成した人材など、活動から直接生まれたもの。

  1. 体験可能なTest Spaceと、開発継続のための定性的な推奨事項が主な出力。来場数と発売成果は分けて読む。

    公開資料で確認出典 1
  2. 公開展示、対話、会場やイベントを通じたイノベーションの発信機会も生まれる。これを検証結果と混同しない。

    公開資料で確認出典 1

IV / OUTCOME

その結果、何が変わったか。

実際の利用、行動、業務、事業、地域の変化。報告された変化と、施設の活動に帰属できる効果は区別します。

  1. 公開資料から全案件の発売率・開発費削減・購入増を同一母集団で把握できない。市場への効果は未確認とする。

    公開資料では未確認

PROJECT IN FOCUS / 具体的な事例

JOSEPHS Test Space

確認できた段階:実証 調査確認日 2026-09-28

誰の課題を、どう扱ったか

企業・研究機関の案を公開体験へ翻訳し、来場者の反応を開発に戻すサービス。案件ごとに構成する。

公開資料で確認出典 1

生まれたもの

体験環境、反応の定性評価、開発への推奨事項。

公開資料で確認出典 1

確認できた変化

個別企業が提言を採用して発売した割合や導入後の効果は未確認。

公開資料では未確認

評価の限界:展示体験から製品仕様への追跡が公開されているとは限らない。

DESIGN BACKWARDS FROM IMPLEMENTATION

社会実装から逆算して、
何を先に整えているか。

実証の先にある導入・運用・継続から、この事例の設計を読み解きます。原典で確認できる仕組みと、MDLの設計解釈・他地域へ応用するための提案を区別して読んでください。「提案」「未実施」と記す内容は、当地で実施済みの工夫ではありません。仕組みの存在と、全案件で成果が出たことも別に扱います。

01

開発判断に必要な情報を戻す

JOSEPHSは体験の反応を定性分析し、依頼者への開発提言に変える。出口を提言に置くことで、来場者の感想を開発上の問いへ翻訳する調査機能の必要が見える。

MDLの分析出典 1
02

体験できる形が入口になる

抽象的な構想をTest Spaceへ変換してから利用者に提示する。先に装置や展示を完成させて一般公開する研究広報とは、試験のために体験を構成する点が異なる。

MDLの分析出典 1
03

無料の接点と依頼者支援を分ける

来場者の入場は無料で、企業・研究機関へ支援サービスを提供する。体験の入口と開発側への価値提供を別に持つ構造だが、収益配分や採算の成立は未確認。

MDLの分析出典 1

MORE DETAIL / 運営・根拠・応用

運営の全体像と、学びを深める資料。

費用負担、公表値、応用条件、写真・動画、原典を続けて確認できます。

01どう動かしているのか。

依頼者の抽象的な構想や試作品を、来場者が実際に試せる展示環境へ置き換える。案内役との対話、発話と非言語的反応を記録し、科学的基準に沿う定性分析と次の開発への提言を返すと説明する。公開展示は意見募集だけでなく認知形成にも利用されるため、研究目的と広報目的を混同しないことが重要である。自由来場者は住民全体や購買対象の代表標本ではなく、試験対象と募集条件の設計は別途必要となる。

  1. 構想を試せる体験にする
  2. 案内役が反応を拾う
  3. 開発への提言に戻す

02誰が負担し、誰が担うか。

企業・研究機関向け共創支援、イノベーション発信、会場利用のサービスを提供。来場者の入場は無料。案件単価、委託売上とその他財源の比率は未確認。

制度やプログラムの財源と、各参加企業・地域に発生する費用は同じではありません。公開範囲を超える案件別予算・契約条件は未確認です。

03確認できたこと。

確認した事実 2024-06-17

2019年以降は独立GmbHとして運営される。

読み取れる範囲:Fraunhofer全体の実績と合算しない。

原典で確かめる ↗ 出典の説明 ↓
運営者の報告 2026-09-28

発話・非言語的反応の定性分析を開発提言に変えると説明。

読み取れる範囲:全件で設計変更や市場成功が生じたとの証明ではない。

原典で確かめる ↗ 出典の説明 ↓
MDL ANALYSIS

04日本で活かすなら。

設計提案:地方の商業地に置くなら、展示装飾よりも問いの設定、案内役の訓練、反応の記録、開発側の受取会議に予算を配分する。試して楽しかったかだけでなく、使えなかった理由を設計変更へ変換する担当を依頼者側に置く。

05そのまま真似できないこと。

運営者が示す実施案件数や開発支援は、製品の発売率・収益・顧客満足の改善を直接証明しない。来場者の選択偏り、参加の同意条件、案件別成果の公開範囲、利用者の最終決定権は未確認。

PROPOSAL / 未実施の検証案

06次に、何を確かめるか。

提案・未実施:一製品を四週間展示し、対象利用者と偶然来場者の反応を分けて記録する。開発責任者が三つの設計変更の採否と理由を公開可能範囲で返し、変更が生じなければ試験設計を見直す。

07現場を、写真と動画で。

冒頭写真:JOSEPHSが入居するAugustinerhof複合施設の外観。

公式サイトで、写真・最新の活動を見る ↗

08原典を読む。

制度の説明と運営者による実績報告を区別しています。日付記載のない資料は、公表時点を確定できません。確認日は資料を確認した日であり、活動や成果が発生した日ではありません。

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10 Jahre JOSEPHS ↗

2014年開始、2019年独立GmbH化

Fraunhofer IIS · 公表:2024-06-17
確認箇所:共同研究と独立法人の沿革 · 確認日:2026-09-28
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Für Unternehmen & Forschungseinrichtungen ↗

体験環境、反応の定性分析、開発への提言

JOSEPHS · 公表:日付記載なし
確認箇所:User Co-Kreation/Test-Space · 確認日:2026-09-28
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Entdecke das JOSEPHS ↗

無料来場、案内役、会場利用、活動継続

JOSEPHS · 公表:日付記載なし
確認箇所:Erlebniswelt/Raumbuchung/2026年日程 · 確認日:2026-09-28

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公式動画

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